【映画感想】劇場版テニプリ
2021年10月の日記転載
昨日高校の友人に誘われて見に行きました。テネットより難解と聞いて。
そもそもこの漫画私が中学生ぐらいの時からやってて、私は1冊も読んだことないのですが中学生がテニスするだけのはずなのにドラゴンボールのような展開になるとか、格闘技マンガだとか言われており、なんのこっちゃだったのですがこの度その意味が分かりました。
あと腐女子御用達だってのも。
おおまかなストーリーは
・主人公はテニスをたしなむ帰国子女の中学生
・主人公の父親は全米オープン決勝まで行った選手
・ヒロインは家族でアメリカ旅行にいく小金持ち
・長期休暇を利用して?単身アメリカにやってきた主人公と家族旅行中のヒロインが道でばったり出くわす
・ヒロインがテニスギャング(ってなに)に襲われて、主人公がテニスではなくラップバトルに参戦し勝利
・武器としてテニスボールを使用したところ何者かが飛ばしたテニスボールと主人公が投げたものがぶつかり超新星爆発が起きる
・その結果主人公父の現役時代にタイムスリップする主人公&ヒロイン
・そこでなぜかまたヒロインがギャングにさらわれる
・ヒロインを人質に取られて全米オープン決勝で八百長試合を持ちかけられる主人公父
・それを阻止するために立ち上がった主人公はタイムトラベル&テレポーテーションを駆使、またラケットを武器化してギャングと対決
・ギャングもなぜかテニスを嗜んでいて対決するが、ギャング側は足にラケットをくくり付けてブレイクダンスをするアクロバティックなプレーに終始し自爆
・ハンデをもらいながらなぜかどや顔で勝利宣言する主人公
・ちょっとよくわからないが八百長試合を阻止することに成功
・力がみなぎってスーパーサムライ化した主人公父は忍術を用いて様々な技を繰り出す
・フィニッシュはカミソリボールで相手選手の髪の毛を刈り取り、ショックを受けた相手選手はそのまま棄権
・晴れて父は全米オープン優勝するのでした
一体なんの話なの?
思った以上にミュージカルだし、いきなり誰だかよくわからないキャラクターが大勢テニスコートに召喚されるし、その中に顔面包帯ぐるぐる巻きの犬神家スケキヨがいて俄然ホラーみだしてくるし、
ていうか隣の席のお客さん踊りながら見ててマジ怖いし、上野のオークラ劇場かテニプリかってぐらい異質な空間だし、もう劇場そのものがサイケデリックホラーだし、
ただ日本国がプリンセス眞子の結婚で絶望に包まれている今日この頃でこんなハッピーでおっぱっぴーな映画をみてなんだか勇気がもらえました。
個人的に「竜とそばかすの姫」よりは胸糞感なかったし、「ラ・ラ・ランド」よりもミュージカルしてました。
実は良作かもしれませんので地上波放映される機会があればぜひご鑑賞ください。
次回劇場に足を運ぶときは普通の映画を見たいと思います。