Ohara Takuma

ゆるふわ哲学と趣味の話。 Penthouse/音楽/ボードゲーム/マンガ/テレビ

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最近の記事

株式会社TBSテレビを退職しました。

こんにちは。Penthouseの大原です。 本日8/25付で株式会社TBSテレビを退職しました。 散々メディア系と濁してきましたが、実はTBSで働いてました。笑 会社員とバンドマンの二足の草鞋、というスタイルを非常に気に入っていたのですが、なんとこのたびいったん一つに絞ることに!ひぃ〜大丈夫かな〜! せっかくの機会なので退職マンがよくすなる退職エントリといふものを、私もしてみむとてするなり。 これまでの経緯面白いテレビ番組を作りたい!という大志を抱いて2015年4月にTBS

    • 「青春はどどめ色」がJ-POPの転換点となる

      先日の関ジャムでも無双していた藤井風。 間違いなく今後のミュージックシーンを創っていくスーパーアーティストだと思う。まーじでカッコいい。 記事タイトルにあるのは、その藤井風が昨年末に発表した新曲「青春病」の一節である。 この歌詞を見て「時代を創っていくというのはこういうことか」と大変に衝撃を受けたので、記録として感じたことを記事に残しておこうと思う。 (※ちなみにこの記事内の「J-POP」という言葉は、「日本の大衆音楽」という広めな意味合いで使っています。) J-POPの

      • きれいごとをあきらめない

        ただ学生時代の友達と4人で飲んで帰っただけの、一見何の変哲も無い金曜日の夜。何だかとても幸せな気持ちだ。 何かを成し遂げたわけでも無いのにやたらと幸せなこういう夜が年に一度くらいやってくる。 なんでこんなに幸せなんだろうと考えてみると、こんな夜はだいたい幸せを感じる心に、影が差していない気がする。 普段の自分は大変矮小で卑屈な人間なので、周りの目を必要以上に気にしたり周囲と自分を比較したりして、勝手にダメージを受けている。 そのため何か成し遂げたり結果を出したりした時も、

        • 努力ができなくても、スターになれなくても

          私は努力がとても苦手だ。 基礎練のようなものをコツコツとこなしたり、1日20分何かに取り組んだり、といったことが本当にできない。 がんばることで先々力になるとわかっても、つまらないと思ってしまったが最後取り組めないのである。 人生でしっかり上達できたものは、音楽と大学受験勉強の2つだけ。 前者は人と一緒に演奏することがとにかく楽しくてそこに膨大な時間を費やしたので、基礎練をあまりしなかったが幸運にも上達できた。それでも家で一人で楽器を弾くことに他のプレイヤーに比べて取り組

          哲学を手にする

          「自分でつかんだ答えなら、一生忘れない。」                      -漫画『アオアシ』 小林勇吾 これは私が大好きな漫画『アオアシ』内のセリフであり、非常に大切にしている人生哲学である。 この哲学を手にしたのは、当然アオアシの該当話を読んだ時なのであるが、同哲学のような内容に関してはかつてから思っていた節はあった。 かつて私はいわゆる自己啓発本の類のものが嫌いであり、その理由は「自分の人生で大事なことなんて自分で経験しないと決められないだろ」というものだ

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          RSR19で銀杏BOYZを見た

          個人的毎年夏の恒例(にしたい)行事、RISING SUN ROCK FESTIVALに今年も行ってきた。 初日が台風で中止、NUMBER GIRLの復活ステージが見られないという大波乱があったわけだが、1日だけでも今年も最高のステージがたくさん見られた。 その中で夜の10時半頃、銀杏BOYZのステージを観た。 銀杏BOYZというバンドは自分にとって特別なバンドである。 高校生の頃、文化祭のグランドフィナーレでその年の文化祭の締めくくりで演奏した曲が他ならぬ銀杏BOYZの「

          RSR19で銀杏BOYZを見た

          「天気の子」を観て思ったこと

          新海誠監督作品「天気の子」を観た。 酷評する友人も周囲に多かったのだが、個人的にはとても良い作品だと思ったので感想をここに書きます。 (内容にも言及する部分があるので、まだ観ていない方はご注意ください) ①細かな技術を駆使した美しい映像や音楽 新海監督の作品をたくさん観ているわけではないのだが、「君の名は。」に引き続き、非常に美しい映像や音楽が見応えのある映画だと感じた。 緻密に描かれている風景やその色彩、CGを駆使した多彩なアングルや臨場感はそれだけで見ていて楽しいし、R

          「天気の子」を観て思ったこと

          国語という教科

          国語という学問は大事だが、一律にテストを実施するべきではないのではないだろうか? 最低でも「自由に思考させる国語」と「情報を読み解く国語」の2つに分け、前者は中高共通、後者は選択式で必須は中学までとかにするべきだと考えている。 以前のエントリーでも記述したが、 国語的思考力=与えられた情報を正確に読み解く能力 だと考えている。 そういう意味でいうと、いわゆる小学生までの 「下線部を表す言葉は何か、文章中から15文字以内で抜き出して答えなさい」 のような問いでその能力は必要最

          国語という教科

          常識を疑わないと死ぬ

          常識を疑わないと死ぬ、と思って生きている。 世間から教えられた常識。 親から教えられた常識。 先生から教えられた常識。 私たち人間はこの世界で生きていく上でのありとあらゆる規範である「常識」に基づいて生活している。 人の道を外れてはならないので常識に沿って生きることはとても大切なことだ。 ただ重要なのは「なぜその常識に従わなければならないのか?」という答えを自分の中でしっかり持つということである。 よく聞く話でいうと 子供に「なんで勉強しないといけないの?」と言われて

          常識を疑わないと死ぬ

          具体を重要視しすぎる危険性

          「全然具体性ねえな!」 「具体的なアイデアないの?」 こんな怒号が会議で飛び交う昨今であるが、「具体的であること」が一様に美化されることは果たして正しいのであろうか? 具体的な意見の良いところとして挙げられるものには 「誰にでもわかりやすく伝わること」と「実践を踏まえていること」があるだろう。 確かに実際どう動かすかを議論する会議において上記2点の視点で考えることは非常に大事だろう。 しかし、実践の前に行う会議で具体的な頭に凝り固めて考えることは本当に正しいのだろうか?

          具体を重要視しすぎる危険性

          国語的思考と数学的思考

          「文系学問と理系学問の区別とは何か?」という問いに対し、急に一つの考えが浮かんだ。 文系=国語的思考=与えられた情報を正確に読み解き、答えを考える 理系=数学的思考=与えられた課題に対し持てる発想を駆使し、答えを出す この二項対立で考えられるような気がする。 例えば法学。 法律解釈はそこに恣意的な判断が加わってはいけないため、条文や判例が語る情報を正確に読み解く能力が必要な学問である。 「そういう時ってこういう風に大抵は思うよね」といった思想や発想を勝手に加えてはならない。

          国語的思考と数学的思考

          いつまでたっても変わらない

          曲と曲の間とか、MCの後ろで音を鳴らすやつの気持ちだけは一生わからない気がする。というかわかりたくないくらいムカつく。 とはいえ、世の中にはそこに抵抗のない人も山ほどいるわけで、むしろそんなことにこだわっている自分のような人間の方が少数派であろう。 なぜだろうと考えると、やはり一つの結論として音楽のスタートの原動力である「憧れ」の違いというものに行き着く。 私は音楽を始めて数年の中高生の頃、他の中高生よりも間違いなくライブハウスに死ぬほど足繁く通っていた。 そこで見ていた

          いつまでたっても変わらない

          バトン

          「私のような古い医局人の価値観は、邪魔でしかない。  私にとって最善の一票は、  若者に、自分の未来を選ばせること。」 これは、漫画「医龍」に出てくる一節である。 (引用 「医龍-Team Medical Dragon-」24巻 作:乃木坂太郎) 「医龍」はとにかく僕の人生の教科書。 社会で働けば働くほど、そこに潜む哲学にどんどんと気づかされる。 このセリフは医局で教授選が行われる時、どこの派閥にも与していなかった中田先生が言ったものだ。(詳細は面白いのでぜひ医龍を読ん

          真心ブラザース「COSMOS」の歌詞を読んで思うこと

          最近思い出したようにめちゃくちゃ聴いている曲なのだが、理解できないくらい前向きな気持ちになれる。あとマジでグッとくる。 「この広い広い宇宙の中で 君と2人だけになったとしても  僕らは楽しく生きていく 君となら絶望してもかまわない」 「君」と「僕」とのラブソングとして始まるこの曲だが、途中から「愛」の話になる。 「怠け者で気難しい 愛と付き合うのはタフな事  愛をコントロールしようなんて思うな  愛と一緒にいればいい 愛と共に在ればいい」 これがなんというか、

          真心ブラザース「COSMOS」の歌詞を読んで思うこと

          3つのバランス

          人から聞いた話だが、かのリクルートには ・仕事 ・ライフワーク ・余暇 の3つに生活の1/3ずつを費やすのが理想だという考え方があるらしい。 なんとなーく良さそうなバランスだなと思うけど、どうだろうか。 1日6時間寝て移動と食事で1日3時間使うとすると、分母は15×7=105時間。 1/3はそれぞれ35時間ずつ。 うちの会社は10-18が定時で1時間お昼があるので 仕事は1日7時間×5の定時だけでちょうどぴったり1/3に到達するので、残業でやるべきことは「仕事」ではなく「ラ

          3つのバランス

          はじまり

          本日よりはじめ! ・日頃の生活で思ったこと ・音楽のこと ・個人的哲学 を書いていきます。 よろしくお願いします!