ヘルプマークへの理解
久しぶりにnoteを開きました。
最近、「ヘルプマーク」について色々思うことがあったので、書いていこうと思います。
ヘルプマークについて
まず、「ヘルプマーク」について。
みなさんはヘルプマークをご存知でしょうか?
ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、精神障害、知的障害、または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたものです。
最近では、電車やバスの優先席付近の窓にシールが貼ってあったり、駅の広告でヘルプマークについて書いてある広告をよく見かけますね。
精神疾患でヘルプマークを持っている人はこんな人
私も実際に精神疾患持ちとしてヘルプマークを持っています。
理由としては、やむを得ず1人で電車に乗ったり、1人でどこかへ行ったりする時にもし発作が起きたとしても、誰か画このマークを見て助けてくれるかもしれないからです。
本当に、お守りのようなものですね。
もう1つの理由は、私の障害が「目に見えないもの」だからです。
私は電車に乗ると、人が多かったりするため、目眩や動悸、呼吸が浅くなることがあります。
なので、電車では号車の端にある優先席に座ることが多いです。
しかし、私は外から見たらピンピンの学生。
優先席に座っているととても視線を感じることがあります(特に御老人から、、、。)
そのため、優先席に座る時は周りから見えるようにヘルプマークをつけています。
そうすることで、周りに「私はピンピンの学生だけど優先席に座っているのには理由があるよ」と言葉にしなくてもすこしは伝わるからです。
(以上は私の例であり、精神疾患の方でも他の理由で持っている方もたくさんいらっしゃいます。一例として捉えてください。)
ヘルプマークは全然普及していないと思う
電車や街中でヘルプマークを持っている方はよく見かけます。
しかし、私はまだ世間には普及していないと思っています。
そりゃ、私のヘルプマークをみて声をかけてくださった方もいらっしゃいます。
しかし、ヘルプマークについて偏見を持っている方だったり、ヘルプマーク自体をあまり理解していない方が大勢いるのは事実です。
次はそれを感じた体験談を書きます。
ヘルプマークが世間に普及してないと思った私の体験談
ある日、私は友達と2人で電車に乗って出掛けていました。
そして、帰りの人の多い電車の中で、私は目眩、動悸、とても不安になる等の軽い発作の症状が出始めたのです。
友達はそんな私に気づいてくれて、「優先席に行こう」と言い、私のかばんの中からヘルプマークのついた定期入れを出してくれて、ストラップ状にして私のかばんに付けてくれました(いつも元気な時はかばんの中にしまっています)。
そして優先席に行った時、そこにはイヤホンをしたりヘッドホンをしてゲームをしている男子高校生と男子大学生、会社員のおじさんが座っていて、席は埋まっていました。
そして、「すいません…」と声をかけると、一瞬こっちを見たものの、ヘルプマークを見てとても怪訝そうな顔をし、またスマホに視線を戻してしまいました。
そこから私は声が出なくなってしまい、友達が怒って何か言おうとしていましたが、それを止め、立ってどこかの席が空くのを待っていました。
ですが、結局降りる駅に着くまで席は空かず、私は電車を降りた途端ホームにしゃがみこんでしまい、そこからホームのベンチに10分程発作がおさまるまでいました。
幸い、軽い症状が出始めてから降りる駅まで4駅程だったので、酷くはなりませんでした。
しかし、話しかけた時に怪訝そうな顔をした方はヘルプマークへの理解が薄く、もしかしたら何か偏見もあったのかな、と今になって思います。
結論、私がこの世に求めること
結論、私はヘルプマークを広め、日本中の人が理解を深めるべきだと考えています。
しかし、小学校、中学校の義務教育の中でヘルプマークについての授業は1回もありません。
なので、義務教育の中の道徳などでヘルプマークや障がい者に対しての理解などを深めるべきだと思います。
この世の中がどんな人にとっても、誰にとっても生きやすい世の中になりますように。
他人のことをたくさん理解し合える世の中になりますように。
そんな世の中になることを願っています。
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