観察日記964
観察日記964
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋
・連合による能動的攻撃性が、過度に攻撃的な敵だけでなく、異端者と見なされたものにも向けられた先史時代、この性質を有効利用できる者の社会的権力の大きさは類を見ない
・献身的な人間の集団も、選んだ被害者を攻撃しながら、個々人はけがを負うこともなければ報復を受けることもない
・専制政治
・人間の能動的攻撃性が高度に発達したおかげで発生
・「服従」と「主権」は重要な例
・「服従」
・人間以外の動物も、教えれば服従を学ぶが、みずから命令することはできない
・服従の制度は処罰に依存
・家族や小さな集団内の処罰は感情操作や体罰など
・大規模な集団内の政治では、能動的な連合が権力をもたらす
・下位者への命令は基本的に、従わなければ攻撃するぞという脅し
・人間のリーダーは自ら闘う必要はない
・支持者の連合がリーダーの脅迫の効力を保証
・下位者は、服従するか、結果に耐えなければならない
・反発、逃亡、不服従、義務放棄を試みるものは殺される恐れがある
・民主主義国家は独裁国家より暴力的ではないものの、工場、病院、学校などの無害な社会機関でさえ、権力を行使しなければ成功は見込めない(フーコー)
・表面上は、民主主事国家では、服従関係の成功は個人の完全な自発的な協力にかかっているように見える
・平和的な国家においてさえ、不届き者の取り締まりには断固たる権力が必要
・「主権」
・「処罰を受けずに人を殺し、罰を与え、規律を守らせる能力」(ハンセン、ステップタット)
・「主権者の力は、根本的に、生死を決する能力と意思、公然の敵や好ましくない者に過度な暴力を加える能力を前提としている」
・主権のひとつの見方は、支配者も被支配者も自分たちの生活地域の管理に等しくかかわる
・しかし、権力の分配は不平等
・「原始社会であれ文明社会であれ、法の極めて基本的な必須条件は、社会に公認された代理機関による物理的強制力の正当な使用」(1954、ホーベル)
・暴力は、法の支配がない数多の主権の専売特許
・海賊、不良グループ、マフィア、軍閥、テロリストなどの闇の集団も含まれる
・闇の集団の主権の力は、つねに決定的な強制力を展開できるかどうかにかかっている
(専制政治―服従と主権)
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