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観察日記1634

観察日記1634

「はじめての精神科」のまとめを再開します✋
(まとめ始め→https://note.com/ponmas/n/neae1813be57e)

■患者の本音はどこにある?
◇とあるガードマン会社の話
 ・法律的条件をクリアすれば該当者をガードマンが無理やり病院に連れていくシステムがある
  ・デリケートな案件だが、必要悪となる場合はある
 ・現場に到着したとき
  ・開口一番、「助けに来ました!」と強く言い切る
  ・該当者は一瞬、虚を突かれたような表情を浮かべた後、大概はおとなしく指示に従う
 ・患者としては、遅かれ早かれこんなエンディングも訪れるかもしれないと漠然と考えていた可能性がある
  ・ガードマンの登場は想定内なのかもしれない
  ・ガードマンが「おとなしくしなさい」などと言うずだと予想していたが、実際には「助けに来ました!」という予想外な展開
  ・「あんたたちには助けられたくはない」というのが本当のところかもしれないが、助けてほしいといった気持ちもある
  ・このままここで暴れていても展開がないこともうすうすわかっている
  ・渡りに船とばかりにガードマンに頼ってみようと思ってしまう
・表面的な理屈の、その奥
 ・精神疾患の患者さんと向き合うときには、必ずしも表面的な理屈のみでは終始しない
  ・一見したところは無理強いをしているみたいでも、実は患者サイドではそれを内心望んでいた
  ・しかし、相手に素直に従ってしまえば、今までの自分の苦悩や捨て身の行動が無意味なってしまいかねない
   ・自分のつらさを誤解されるのでは、事態を軽く見積もられすぎてしまうのではないかという不安
  ・一通りの騒ぎがどうしても必要となってしまうような心情もあるのではないか
 ・ガードマンの「助けに来ました!」は適切なタイミングに発せられたからこそ意味を持ちえた
  ・援助者として体得したいのはこのあたりの呼吸
  ・加えて、患者さんの本音を洞察するセンス
 ・パズルのような調子で権利や強制に関する問題を平面的に論じても、「患者の本音」という微妙かつ重要な要素を考慮しない限り、不毛なだけ
(「問題が解決する」とは?)

この本を読んでいるのは、別に援助者になろうということではないです。
語弊を恐れず言えば、「対人関係をラクにするため」ということになります。
無駄に相手を拒まないし、深入りもしない。
以前読んだ本からとれば「こだわらないが、おろそかにもしない」ということ。
その柔軟性を養うための下地を作っている、といったところ。
だれかを助けるためではなく、まず自分が助かる・気分的にラクをするためで、その先に役に立つことがあればラッキーぐらいに力まないことが肝要かなと思います✋

■まとめ

■旅動画(順次アップ中)

■旅の始まり

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