
- 運営しているクリエイター
2018年11月の記事一覧
『まんしゅう家の憂鬱』
結局、本屋さんにトータル二時間はいた。
まず、地元の駅直結の本屋さんに入り、読みたい本を物色。
そう、今日は鞄に一冊も本を入れずに飛び出してきてしまったのだ。
家には、読むべき本がたくさんある。これでは、積ん読本が増える一方だ。それでも、いま、本がほしい。中毒症状か? それに、ほら、本って、いくらあってもいいものでしょう。無意識ではあるが、わざと本を持たずに出てきたのかもしれない。でも、いいんだ
『500日のサマー』
ずいぶん前に観たので、うろ覚えなのだけれど、とりあえず振り返ってみよう。
主人公・トムは「運命の恋」を信じていた。
対して、サマーは信じていなかった。
だけど、トムと別れてサマーは恋をする、それも運命的な恋を。
私は思う。
それは結局、トムがサマーに「運命」を感じさせたってことなんだと思う。
まるで、絵本の『100万回生きたねこ』(佐野洋子著)みたいだ。
トムの運命の相手は紛れも
『ねむたいひとたち』
こんな本、見たことなかった。
とっても小さいのだ。
びっくりするほど小さい!
(みなさん、書店に行き、見てください!)
(右下:『ねむたいひとたち』)
一目見て、
まぁ、なんてかわいい本なんだろう。
そう思った。
見て、かわいい。
手に取って、かわいい。
読んで、かわいい。
もうずっとずっと、かわいい。
家に帰るまで、何度取り出したことだろう。
何度見ても、かわいい。
かわいい、すき。大
『死ぬこと以外かすり傷』
注目の若手編集者、幻冬舎の箕輪厚介さんの本だ。
うん、おもしろかった。
ラクラク一時間で読める。
箕輪さんの編集する本は、『多動力』など読みやすい。
インタビューをもとに、それをライターがまとめるというやり方だからかもしれない。
まるで目の前で喋っているかのような錯覚に陥る。疾走感がすごい。
この手の本は、右耳から左耳へと流れてしまうことも多いが、それでも、グッとくる箇所はたくさんあった。
『あしたから出版社』
二度と読みたくない。
もう二度と読みたくない、と思う本がある。
一度読めば十分、という意味ではない。
二度読む価値のない本ということではない。
むしろ、逆だ。
「お腹がいっぱい」で、とりあえず、今はもう読みたくない、触れたくない、と思える本だ。
回りくどいが、本当は何度でも読みたい、ということなのだ。
そうはいっても、そういう本は、そう何回も読むわけではない(どないやねん!)。
そういう