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海遊館編(2)海に息吹く。
筋肉痛男が足を引きずってホテルに戻る。
なんとこのホテルユニバーサルポートの横に海遊館直通の船着場がある。これは超便利!!
運転しなくていいーーーんだぜぃ!!!!!神さまテンキューベリマッチ!!
川側にあるホテルの扉を開ければそこはもう船乗り場!玄関開ければ2分でごはん状態!!
いくぞ、みんな!
娘も息子も勢いよく飛び出して船着場へ向かう。
これこれ、転ばないように気をつけてよ〜
お
海遊館編(3)海月銀河。
巨大水槽を後にし、館内を進む。自然光が徐々に薄まり、程なく差さなくなる。
前を歩く者もなく、後ろを歩く者もいない。
一人その廊下を歩く。
太陽光が届かない廊下。上下左右、四方黒い。
そんな廊下を抜けると、真っ黒な吹き抜けになる。
太陽光は届かない。
真っ黒な廊下から続く、真っ黒なエスカレーター。微灯が足元だけをほんのりと照らす。
エスカレーターは降る。
正面の壁、真っ黒な壁にミルク色の文
海遊館編(4)視点、転、展。
巨大水槽、海月銀河と順路通りにふわふわ進み、海遊館の終盤戦。
その時、
この日一番の脳汁ポイントがすがたを現わした。
海月銀河で身も心もクラゲのようにぽわぽわになった私を待っていたのは、
特別展示『視点転展』
してん、てんてん、なんと気持ちの良い響き!
字面、音、共にやばい…。そして、これは絶対おもしろいやつだ…直感…いやいや、こんなの直感も何も、まんま面白いじゃん。こんなんやってんだぁ…知
海遊館(完)マルチスピーシーズ
視点転展を観覧してから人気のない、細長い通路にでる。
壁には、つらつらと連なる掲示物があった。
何でも読むマンはなんでも読む。海遊館でもそう。説明書きだろうが何だろうが片っ端から読んできた。
ただ、ひと目でなにかを感じた。
読まなくちゃ。
真摯に読まなくちゃ。
なんとなく、そう思った。
腰を据えてじっくりと読み始める。
私の前を行く人。その足音はどんどん遠のき、消えてゆく。後ろから来る