「働きたくない」で検索|本音
「働きたくない」で検索したとき、上位に出てくるのは「モチベーションの上げ方」「向いている仕事」「対処法」がほとんどです。大体は転職エージェントか学習系のサイトに誘導されます。
違う!!そうじゃないんだ!!「働きたくない」んだ!!
というのが検索する人の本音ではないでしょうか。モチベーションとか向いてる仕事とかじゃない!! 対処なんかできるわけないだろう! 元から全く働きたくないんだ! という。
そこで、この記事では本当に働かずにお金が得られる方法を紹介します。あまりにも怪しい書き出しですが大丈夫です。なぜなら、あまりにもバカバカしい方法を、よくある記事風に書いているだけだからです。
働かずにお金を得る方法
では早速、本当に働かずにお金を得る方法を紹介します。
①900円握りしめて宝くじ売り場に行く
900円というのがポイントです。900円もないという人は、今すぐにでもネットかスマホか何やらを解約し、浮いたお金で900円を作りましょう。
ジャンボ宝くじは2024年4月現在、1枚300円で売られています。つまり、900円あれば3枚買えます。そうです、1等前後賞をその3枚でドンピシャで当てれば良いのです。
大卒の平均生涯年収は2.2億円くらいだそうですから、大体のジャンボ宝くじで1等前後賞当てれば、一生分なんて余裕です。
ちなみに、公営ギャンブルなら何でもいいのでは? と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。競馬やロトなど毎週あるようなものだと、ハイペースでお金がなくなります。
②とんでもないお金持ちに人として愛される
とんでもないお金持ちに「なんかお前めちゃくちゃ良いやつだな。健康的に生き続けてほしい」と言わせるだけ愛されましょう。健康的に生きていくのに十分なお金をくれるはずです。
ただし、相手の気が変わるとお金を払ってくれなくなる可能性が高いので、どうにかこうにかして長期契約に持ち込むか、一生分を一括払いでいただけるように交渉してください。
なお、若さや美しさではなく人として愛されるのがコツです。内面は外見よりも変わりづらいため、長期間愛されやすいと考えられます。
③とんでもないお金持ちの遺産を相続する
実子でなくても、他者に対してとてつもなく親切にしたことがある人が、ひょんなことから大金持ちの遺産を相続できたという話は世の中にあります。これを実現しましょう。
しかし、何かに困っているお金持ちが、そこらへんでフラフラしていることはまずありません。
根っからの良い人で手当たり次第に親切をかましていたら、たまたま相手がお金持ちだったという美談のケースが多いようなので、手当たり次第に親切にしてエンカウント率を高めましょう。
④研究を医者や研究者に持ち掛ける
自分にとってお得しかない研究を医者や研究者に持ち掛け、どうにかして実行してもらいましょう。たとえば、死ぬまでずっと睡眠データを送るから毎月50万円ください、などです。
自宅にいながら治験を受けるようなものです。海外だと4ヶ月で200万円がもらえる治験もあるそうですから、なんとか自宅でできることはないか、持ち掛けてみましょう。
ただし、最近は健康管理系のアプリからもデータを抽出できるでしょうから、提供するデータの価値はアプリのデータよりも高い必要があります。そのため、機械やらコードやらに囲まれて眠ることにはなりそうです。
世の中の「働かずに」を信じてはいけない理由
ではここで、検索結果として出てくる「働かずにお金を得る方法」を信じてはいけない理由を方法別に解説します。
①株・FX
いやいや、めちゃくちゃ働くじゃないですかこれ。そもそも、株やFXで「儲ける」には、900円握りしめて宝くじを買いに行くのとは比べ物にならないレベルの資金(元手)が必要です。元手を作るために働かなきゃどうしようもないわけです。
世の中には20万円くらいの貯金を投資によって増やしに増やして億万長者になる人もいますが、極めて稀なうえに、おそらくとんでもなく情報吸収力と分析力が高い人です。
つまり、肉体的には「労働」ではないかもしれませんが、勉強ないし脳みそフル回転はさせているので「頭脳労働」はしています。
めちゃくちゃ労働であることがわかりますね。ですから、働かずにお金を得る方法ではありません。却下です。
②不動産投資(不動産経営)
アパートやマンションの経営で家賃収入を得ることが不労所得として語られるのは、どうにも判然としません。
貯金から一括で土地建物を買える人は少ないし、買える人はもうそのままFIREしたらいいじゃないかという話なので、投資ローンの利用ありきで考えます。すると、大きなローンを抱えるという心「労」がつきまといます。
管理の手間を減らしたいと考えれば管理会社に委託することになりますが、その商談やら定期的なやりとりやらで、やっぱり労働はあります。さらには、空き室対策・競合を考えたりなんだり、大変そうです。
長期的に見れば、土地価格の変化と自分の老い、相続対策などを見込んだ売却戦略も考える必要があるでしょう。「投資」ではなく「経営」、労働でしかありません。却下です。
③アフィリエイトブログ
Web上で土地を買うようなイメージです。ブログという土地を買い、コンテンツという名の建物を建て、利用者(広告を踏む人)や入居者(広告を掲載する人)から家賃をもらうようなもの。労働の臭いがしてきました。
案の定、めちゃくちゃ労働でした。調べてみたところ、50記事とか書いてそこそこPV数を稼げるようになると、やっとこさ毎月数万円になるらしいです。続ければ毎月数十万という人もいるようですが、まず、50記事書くのがめちゃくちゃ労働じゃないかい!!!
SEO考えてキーワードやらペルソナやら設定して、PV数上げるためにリライトもちょこちょこして…もうめちゃくちゃ労働。却下です。
④webライター
私はwebライターです。めちゃくちゃ労働です。却下です。
⑤YouTuber
題材考える⇒構成考える⇒台本作る⇒機材用意する⇒小物やらなんやら用意する⇒動画録る⇒録り直したりする⇒編集する⇒公開する⇒視聴者数とか分析する⇒次のこと考える⇒最初に戻る
労働だ!!どう考えても!!労働だ!!!!!却下です。
⑥せどり
昔ながらの「せどり」と今の「せどり」はニュアンスが変わってますので、ここでは今のニュアンスに近い「高額転売」で考えますけれども、結論からいえばこれはもう労働でしかないです。
まず仕入れする時点で目利きの勉強がいるし、売却タイミングも分析しなければならないし、在庫抱えるリスクはあるし、梱包やら発送やらの手間もエグイ。自宅で保管できないくらいの仕入れ量だったら保管場所の契約でお金も出ていきます。
労働すぎる。却下です。
⑦怪しいバイト
どこそこに行くだけで数万円、これ運ぶだけで数十万円、などの怪しい ”バイト” 。あえて例の通称は使いませんが、もうバイトって名前の時点で労力かかってるじゃないかと。これだけで却下です。
加えて言えば、怪しいのでリスクも甚大。労働したうえにハイリスク。そのリスクまで考えたときに報酬が見合っているのかといえば、そうではないですね。
「これだけで10万円もらえるなんて!やっひー!」と思った次の瞬間には手錠がかかってるかもしれなくて、そうなると数年分のお金チャンスを逃しますから、少なくとも2,000万円くらいはもらえないと割りに合わないでしょう。それだけもらえても、没収される可能性が高いし。却下です。
「働きたくない」を掘り下げてみよう
「働きたくない」にも程度があるので、自分はどれくらいなのかを考えてみましょう。
どれだけ真剣に働きたくないかを考える
「働きたくない」の本気度は人によって異なります。次のどれにあたるかチェックしてみてください。
毎日4時間ずつなら働いてもいい
⇒ 立派!働きたいほどではないけど、働いてもいいと思ってますね!週に1~2日ならフルタイムでもまぁ
⇒ 同上!一極集中的に働いてFIREしたい
⇒ 立派すぎてもうすごいです。ファイト。1カ月に1~2日ならフルタイムでもまぁ
⇒ まだ働いてもいいと思っている状態です。惜しい。もうなーんにもしたくない。ゴロゴロしてお金もらえないかな。
⇒ 文句なしに働きたくない人です。おめでとうございます。
まずは900円握りしめて宝くじを買おう
先ほどのチェックで「おめでとうございます」にたどり着いた人は、まずは900円を握りしめて宝くじ売り場に行きましょう。話はそれからです。
当たったら、方法を指南したこの記事に感謝して連絡をください。バカみたいなことしか書いていない記事をとんでもない金額で有料化して出品するので買ってください。お願いします。
最後に
chatGPTのため息が聞こえてきそうなやりとりをご紹介して終わります。
やっぱり、そういうことじゃないんだよなぁ。
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