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ほんじつの日本酒_わかむすめ

猛暑をさわやかに乗り切る、本日の日本酒は
山口県にある新谷酒造の、「わかむすめ_萌木」
萌木という名のとおり、新緑のようなさわやかな香りとスッキリした味わい、それでいて旨味もあるジューシーな日本酒です。

スッキリ感は使用されている酒米が八反錦である所以が大きいかも。八反錦は、広島県の酒づくりを象徴する、酒造米群、八反系のひとつです。八反35号とアキツホを交配して育成された品種で、酒造適性が高く、価格も比較的安価で優秀な酒米で、また、粒に対して心白が大きいため、良質な麹をつくりやすいという特徴も備えています。さらに八反錦は比較的育ちが早い早生(わせ)であるうえに収穫量も多い品種。優秀ですね。
広島酒造組合のWebサイトでは八反系の酒質の特徴を現代的なスッキリ美人タイプの酒と例えています。
酵母はおそらく、酢酸イソアミル系ではないかと。青いバナナ香を私は感じたので。

多くの種類の酒米がありますが、米は米。ぶどうのようなダイナミックな違いはありません。米、麹、水、から醸される日本酒、その酒質設計の技に感心するばかりです。日本の素晴らしい文化。

ということで、つまみは、鯖の竜田揚げカレー風味とズッキーニのカルパチョ。柔道を見ながら、美味しくいただきました。

鯖の竜田揚カレー風味
ズッキーニのカルパッチョとキャロットラペ


美味しいお米をつくってくださった農家さん、美味しい日本酒を醸してくださった酒蔵さん、ありがとうございます。


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