心理状態は見た目に表れる
ここ1~2年間ある女性を見続けている中で、「心理状態は見た目に表れるのではないか」という結論に辿り着いた。
そんなことについて今回はお話ししたいと思います。
みなさんは、今日の自分の見た目にいつもと何か変化はありませんか?
ローカル情報
私が住む土地では地元専用のテレビチャンネルというものがあります。
ローカルな情報が流れるので、仕事で関わりがあるお店の方がたまに出てくるようなこともあって、普段テレビをなかなか観る機会がない私でも、そのチャンネルで流れるいくつかの番組だけは録画をして定期的に観ていました。
チャンネル内にはお気に入りの番組が3つほどあり、その中でも元々全国放送のテレビに出演していた夫婦が出てくる番組を好んでいたのです。(全国放送時はお二人とも芸能人ではありましたが、夫婦ではなかったと思います)
約2年ほど前の出来事。
私の中では「奥様が特に美しい」と思い、その夫婦が出てくる番組を楽しく観ていました。
ベージュのトップスが肌の色に非常に合っていて、肌を非常に綺麗に見せていましたし、ひとつに結んでいるだけのヘアスタイルも清潔感があって洗練されたおしゃれさが感じられ、私としては興味津々。
旦那さんも最近とっても面白いし、「応援メッセージを送ろう」と思い立ち、ホームページを開いて応募フォームを探していました。
突然の出来事
ホームページを開いたのですが、応募フォームがなかなか見つからなかったので(古い地元ページあるある)代わりにどこからかメールを送れないものだろうかと思いながらも、そのことを少々後回しにしてしまっていた3日後の出来事。
旦那さんが捕まってしまいました。
幸い人が関わるような事件ではなかったのですが、人々の記憶に残る有名人であったようで全国規模のネットメディアやSNSなどは、この件でほとんど埋まっていました。
そうなると私としては最も気になったのが某お気に入りのローカル番組のことについてでしたが、直後からご夫婦は出演されなくなってしまいました。
最後に録画した映像の末で旦那さんが話した一言がずっと頭に残っていたのですが、ここに来て内容を忘れてしまいました...。
年末ということもあり、確か来年の抱負を語っていたような気がするのですが、とても残念でした。
復帰
数か月後に、奥様だけが番組に復帰されました。
その時に思ったこと。
奥様の見た目がなんだかおかしい。
地元ローカルなので、テレビに出る時のヘアメイク、ファッションは自前です。
おかしいというのは“やつれている”“顔色が悪い”といったことではなく
あの洗練された雰囲気が消えてしまっていたのです。
「いや、おかしいのは今回だけだ!」と思ったのですが、その後拝見する度に様子は変わって行き、どんどん派手になっていきました。
今の時代にはゴージャスすぎる、ひと昔前風のクルクルの巻髪は明るい金色に染められていました。あまり似合わない色柄のトップスを着ている回が続いたのと、旦那さんの面白いトークもなくなってしまったので、この番組を観る機会は少なくなっていきました。
先日の出来事
そこでつい先日の出来事。
ふと久しぶりに奥様が出られている例の番組を観てみたのです。
なんと洗練された雰囲気が戻っていました。
またシンプルで自分に似合うものだけを身につけているような洗練さを取り戻していたのです。
ヘアスタイルも落ち着いたカラーで綺麗にまとめ上げられ、あの2年前の時のようなスタイルに戻っていました。
旦那さんは新たな活動を始めており、またメディアに出てきていることもあったようです。
その時になんとなく、
心理状態は見た目に表れるかもしれないなと思ったわけです。
きっと、奥様の心理状態は今は安定しているのではないかと。
例えやつれていたり、顔色が悪いといった身体そのものに起こるということに限らず、
ファッションなどのセンスにも心理状態は影響するのかもしれないということを、実際にひとりの大人の人生の姿を生で見ることで知ったような気がしました。
よく日本では「心の乱れは服装の乱れ」という言葉を昔から耳にしてきたと思います。
私の中でこの言葉は、ボタンを外しズボンを腰位置にずり降ろして登校する不良学生のようなイメージがついてまわっていましたが、思春期のそのような行動に限らず
心配事が大きい時や心が不安定な方の“心理面の乱れ”にも関係しているのではないかということに今更ではありますが、この歳になってようやく知ったような気がします。
この件以来、「今日の自分自身の服装にも何かそのような変化の傾向は見られないだろうか。心は乱れていないだろうか?」ということを、マメにチェックするようになりました。
みなさんの今日の服装の様子は、いかがですか。
何か変化はありませんか?
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