アメリカの牛乳パックと顔写真2
前回 アメリカの牛乳パックと顔写真 というタイトルで「アメリカでは牛乳パックに行方不明者の顔をプリントして情報提供を呼び掛けていた」という話をしましたが、今回はその続編です。
元々続編を書く予定は無かったのですが、昔の牛乳パックについて調べている中で新たな情報が出てきたので引き続きご紹介することにしました。
調べていた中で見つけた
アメリカでは昔、牛乳パックに行方不明者の顔をプリントすることで行方不明者の情報提供を呼び掛けていたということについて前回ご紹介しました。
なんとこの方法。
牛乳パック以外にも方法があり、しかもアメリカだけではなかったようなのです。
日本ではどういうわけか、基本的に行方不明者の方の情報については街中の張り紙、もしくはネットやテレビのメディアによる情報提供方法に留まってきたのではないかと思います。
引用にベストなページが見つけられなかったのですが、日本とは比較できないほど年間の行方不明者が多い国は複数存在したようなので、そういったことも関係してあらゆる手段で提供を呼び掛けていたのでしょうか。
調べていた中で見つけた、世界の情報提供方法についてご紹介します。
世界の情報提供方法
・アメリカ
前回に続きアメリカ。
ピザ屋が箱にペットのチラシを貼ることでペットの行方を探したり、ビール会社がビール缶に保護した動物の情報を掲載したりといったことを行うことがあるそうです。
牛乳パックへ印刷する方法からヒントを得たのかもしれません。
参考⇒ ビール缶に印刷された保護犬、CNN
・韓国
韓国では郵便物に貼るテープ(ガムテープのようなもの)に行方不明者の情報を掲載することにより提供を呼び掛けることがあるようで、これを「ホープテープ」と呼ぶそうです。
いつから実施していたのかは不明ですが、日本でそのことについて触れられている記事は今年に入ってからのものだったので、もしかしたら今も韓国の郵便物には貼られていることがあるかもしれません。
ホープテープに関する動画⇒ 'Hope Tape' Missing Children Campaign from the Korean National Police Agency
参考⇒ 行方不明児発見へ希望のテープ
他にも、コンビニで売られている弁当に情報を呼び掛けるシールが貼られていたり、クラウン製菓という菓子メーカーではお菓子のパッケージに情報をプリントしているそうです。
これらを見て思うこと
私が調べた限りではアメリカと韓国がこのような取り組みを行っているという情報が出てきたのですが、日本人が言語に対応しているのが主にアメリカのような英語圏と韓国語中心なのであって、他の国ではまだまだ別の方法が導入されているのかもしれません。
日本もアナログだと現時点で行方不明者情報は張り紙だけですが、行方不明者がたくさん出てしまうような治安の悪化が見られると、いつか外国のように食品に貼るなどの呼びかけが行われる日が来るかもしれないなと思いました。
ネットだと一見拡散力はあるように見えるかもしれませんが、見る層が限られてしまいます。
ネット環境に不慣れな人が多い50代過ぎあたりの層にもなると、私の周りではうまくネットを使いこなせていない人ばかりなので、ネットで得たニュース(私が得たニュース)と、テレビで得たニュース(50代過ぎが得たニュース)では情報が異なるといったことも増えてきました。
テレビでは流せない情報がネットでは流れているということも沢山あります。
前回「モヤモヤする」という話をしましたが、モヤモヤしてでも多くの人に情報が呼び掛けられるよう、日本でも早い段階から外国のような取り組みが必要なのではないかと思いました。
できることならば、「ホープテープ」が
「キャラクターテープ」や「アイドルテープ」に切り替わるくらいの平和さがあればいいですね...。
(次は配達所でテープが盗難に遭うような事態に発展しそうです)
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