【京都の夏】祇園祭は一度行くべし
見出しの写真は、歩行者天国になった京都市中心部の四条通。祇園祭前夜の「宵山」は屋台や山鉾が並んで賑やかになります。
地元民はうんざり?
日本三代祭りの一つ「祇園祭」。千百年の伝統を有する八坂神社の祭礼(神事)です。
7月に入ると、あちらこちらで祇園祭のお囃子「こんちきちん」が聞こえてきます。京都の夏の風物詩です。
京都は盆地で一大観光地。この期間は人出も多いため、地元民はうんざりして、必要最低限しか出掛けないとい決めている人もいます。
昨年大バズりしていたX(旧Twitter)の投稿は、家から出ないことに賛同者多数でした。昨年の人出はどれくらいだったのでしょうか?
2023年の祇園祭
写真を見たら人人人。祇園祭期間は「暑い」「混んでる」「ホテルが高い」の三重苦。京都市内に泊まっての観光は全くおすすめしません。
祇園祭にカスタマイズされた古都
それでも一度は訪れて欲しいお祭りです。
友だちと遊んだり、デートを楽しむといえば、本番の「山鉾巡行」より前夜祭の「宵山」です。
京都市内中心部の東西に伸びる主要道路、四条通り一帯が歩行者天国になり、屋台が出ていて、間近で山鉾も見れるのはこの時期だけ。
山鉾巡行や宵山以外にも、昨日行われた恒例行事「信号機の折りたたみ」。京都土産には祇園祭期間限定の和菓子、鶴屋吉信の「こんちきさん」。祇園祭のためのマンションの設計。市内全体が祇園祭に向けて大忙しです。
2024年祇園祭をほんの少し楽しむ
2024年は三連休最終日、7/15(月・祝)の宵々山がおすすめ!
京都市営地下鉄で北山駅へ。京都を代表するパン屋さん「進々堂 北山店(GoogleMap)」。
レストランで早めの晩御飯、もしくはイートインでフルーツサンドを食べて小腹を満たしたら、烏丸御池駅で降りて宵々山を楽しんで!
山鉾の提灯のライトアップを見納めたら、日が暮れる19:00ごろ、阪急・京都河原町駅から大阪(神戸)方面に帰るのがおすすめです!遅くなるほど混雑で改札内に入れない場合があります。
JR京都駅までバスに乗ってはいけません。渋滞にはまって動けなくなります。タクシーもダメです。電車と歩きで楽しんでください。横移動は阪急電車、縦移動は京都市営地下鉄をうまく使ってください。
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大阪と京都は近い
大阪の一人暮らしでよかったことは京都にすぐ行けること。上京してから、恵まれていたと感じました。
東京駅→横浜駅 JRで走行距離30km30分
大阪駅→京都駅 JRで走行距離42km30分
時間は変わらないのに大阪京都間の走行距離の方が長い。なぜなら、大阪駅から京都駅までの間に停まる駅は二つだけ。京都に住んで大阪に通勤している人も多いです。
私はクライアントと京都で仕事をした時は、必ず京都で解散してきました。クライアントは立って帰る人。
私はのんびり阪急 京都河原町駅(当時は河原町駅)から座って、阪急 大阪梅田駅(当時は梅田駅)へ。
ロングシートにゆったり座って帰るなんて、首都圏ではなかなか巡り会えないですよ。
そんな阪急電車が祇園祭期間は臨時列車を出すようですよ。
祇園祭には食べられない粽があるので気をつけてくださいね。
夏の思い出
大学生の時は宵山へ。ガチャピンの風船ハンマーをくじで当てました。大学に向かっていたら、やたら騒がしい。少し遅刻して山鉾巡行を見物しました。
社会人になり、若手女性社員というだけで浴衣を着させられ、汗だくで祇園祭のうちわを配っていました。
うちわ配布中の姿を友だちに見られて、バイトお疲れさまと言われたのも夏の思い出の一つです。
こんちきちんが流れるまち。
暑さと祭りの賑わいを感じる音色。聞こえなくなったら、寂しくなりますね。
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