アメリカで内定取り消しになった話
こんにちはPolymathのイトクです。私は高校を卒業と同時に神奈川の実家を飛び出し、18年前にアメリカにやってきました。コロンビア大学のデータサイエンス大学院を卒業して今はニュヨークのAmazonで働きながら、皆さんの理系留学をサポートさせて頂いています。
4月になり、生徒さんの結果も出揃ってきました。「〇〇大学に合格しました!」とご連絡を頂く度に、私たちもとても嬉しく思います。去年は合格できなかった方が、Polymathにご連絡頂き、今年は複数の難関校から合格を勝ち取ったケースもありました。その方は諦めずとても努力をされていたので、そんなケースをみると心からPolymathを始めて良かったと思います。
最近アメリカのテック業界では採用を抑える傾向にあります。Googleも1万2000人をレイオフとのニュースが出ました。知り合いでも内定取り消しになった人を見て、自分も新卒の時にアメリカの大企業から内定が取り消しになったことを思い出しました。
私は当時カンザス大学でビジネスを学び、カンザスシティにあるスプリントでインターンをしました。スプリントはアメリカの大手モバイル事業会社で、私の大学のある田舎街では超大企業で広大な「スプリント・キャンパス」と呼ばれる本社を構えていました。キャンパス内にはジム、バスケットボールコート、テニス場、カフェテリアなどを備え「キャンパス」という言葉がふさわしいオフィスでした。スプリントはソフトバンクが2013年にスプリントを買収したのでご存じの方もおられるかもしれません。
その後、無事フルタイムの内定をもらい、これから始まるアメリカでのキャリアにワクワクしていたのでした。ドがつく田舎のカンザスでスプリントで働くことは「イケてるキャリア」だったのです。
しかし当時は2009年、金融危機の影響で企業はレイオフを始め、スプリントも多数のレイオフを実施しました。プライベートでも食事に行ったりとチームの数人と仲良くしていたのですが、ある時私の内定も取り消しになることをこっそりと教えてくれました。その後数カ月後に一通のメールが届きました。
内定が取り消しの連絡でした。わかってはいたものの正式にプランが無くなった時はショックでした。しかし、私は諦めずに泥臭く就職活動を続け、半年後にニューヨークのベンチャー企業から内定をもらいました。
今振り返ると、あの経験があったからニューヨークに出てきて、色々な方と出会い、J.P. MorganやAmazonで働くことができたのだと感じます。人生山あり谷ありだから楽しいのです!決まった道を歩く人生などワクワクしません。
アメリカで働くことは容易な道ではありません。英語とビザの問題を抱え、アメリカ人と競争しなければなりません。また、景気の動向も大きな影響を与えます。しかし、不可能ではありません!私自身も海外就職やテックキャリアへの転身にあたり、失敗や試行錯誤を繰り返してここまで来ました。しっかりと準備をし、諦めずに前向きに行動すれば、必ず扉を開けることができます。
そこで、アメリカでの経験豊富なメンバーと、機械学習の本を執筆するアメリカ人とニューヨークでPolymathを立ち上げ、海外就職やテックキャリアへの転身をサポートしています。私たちは少人数制で、3人のアドバイザーがチームになり、皆様の成功をサポートしています。海外で働きたい方、アメリカのGAFAMに入りたい方、AIに興味がある方、データサイエンスを学びたい方など、様々な方々の相談に応じています。まずは無料相談を受け付けているので、お気軽にご連絡ください。私たちの現地での経験やネットワークを活用して、留学や海外就職をサポートしています。世界に羽ばたく日本人が増えることを願っています!