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「妊娠は病気じゃない」の本当の意味

5秒で外国人のハートと信頼をゲット
Globalish講師の高橋 アキです。
オンラインで大学生から70代まで
幅広い年齢の方に英語を教えたり
英語-日本語の翻訳通訳を提供しています。

英語を教えることを通じて
日本に英語とグローバルマインドが浸透する
「日本の北欧化」の実現を目指しています。


実は大のマンガ好き!

「ミステリと言う勿れ」も愛読してます

ドラマ化もされたので
ご存じの方も多いかもしれませんが
「ミステリと言う勿れ」
大好きなマンガの1つです。

現在14巻まで発売されているこのマンガは
✅ミステリーの要素が絶妙!
✅社会問題への切り込み方が抜群!
この2点が、私がこのマンガを愛する理由です。

特に、社会問題への切り込みについては
毎回共感することが多いのですが
特に12巻では
「よくぞ言ってくれました!」
と思わず声に出したくなるような
セリフとストーリーが描かれていました。

マンガから学んだ大事なこと①

「妊娠は病気じゃない」

12巻のストーリーでは
妊婦さんが夫や義母から
「妊娠は病気じゃない」
と言われるという話が出てくるシーンがあります。

実は私も、このセリフを何度か耳にしたことがあります。
特に20代の頃、職場の先輩が
「妊娠は病気じゃないんだから
 電車でぜったいに妊婦さんに席を譲らない!」
と言っていたのを聞き、
私も納得してしまっていました。

今思えば、無知とは本当に怖いものですね。
自分が妊娠を経験した今となっては
なぜ当時その考えに同意してしまったのか、
我ながら恐ろしくなります。。。

マンガの中では
「妊娠は病気じゃないんだから
 もっと家のことをしなさい」
「もっと仕事をしなさい」
といったプレッシャーをかけられる話が
描かれています。

しかし、主人公はこういいます。
「妊娠は病気じゃない」というのは
病気じゃないからこそ
「妊娠による不調は薬で治せない」
「体の不調が続いても耐えるしかない」
という意味なのだ。

この言葉を、本来の意味を無視して
「だから無理をしても大丈夫」と都合よく解釈し、
さらにはそれを社会全体に押し付ける風潮が広がっていく…
この構造こそが本当に怖いと感じました。

私自身、過去にそうした都合のいい解釈を
「正しい」と思い込み、
知らず知らずのうちにそれを広める側に
なっていたのかもしれません。

だからこそ、
常に「本当にそうなのか?」と疑問を持ち
物事を多角的に考える批判的思考力
鍛え続けることが大切だと改めて痛感しました。

思い込みや社会の風潮に流されず
言葉の本来の意味を正しく理解し
自分の考えを持つこと。
これが、より良い社会を実現するための
一歩なのかもしれません。

長男妊娠中の時の写真

上の立場の人ほど慎重に

言葉を都合よく解釈することは
どの立場の人であっても避けるべきですが
特に社会的地位の高い人や
立場の強い人がこれを行うと
弱い立場の人は「間違っている」と思っても言い返せず
理不尽な状況にさらされてしまうことになります。

だからこそ、 立場が強い人こそ慎重に言葉を選び、
自分を律し、人間力を磨くことが必要 なのだと思います。

日本にも "LadyFirst" の概念を!

欧米では“Lady First”の概念が
浸透しているからでしょうか?
妊婦さんや女性に対して、
特に男性が自然に優しく接する場面を多く目にします。

優しさは循環するもの。
そのため、欧米に行くと社会全体に
温かく思いやりのある空気を感じることが多くありました。

では、日本にもこの「優しさの循環」をもっと広げるには
どうすればいいのでしょうか?
やはり、"Lady First" の概念を導入し、
「人を大切にする」という思考や行動を
日常に増やしていくことが大切 ではないかと考えます。

マンガから学んだ大事なこと②

女性にこそ教育と知識が必要な理由

同じ巻で、大学進学を希望する女の子が
進学を反対する祖父を説得してほしいと
主人公の整くんに頼む場面が描かれています。

この祖父は
「女性は子どもを産み育てるようにできている」と
強く信じており、それを理由に進学を認めようとしません。

しかし、整くんはこう問いかけます。
「あなたが本当にそう思うなら、
 女性にこそ教育と知識が必要だと思いませんか?」

驚いた祖父が「なぜそうなるのだ?」と問うと、
整くんはさらにこう続けます。

「次世代を担う子どもを母親が一人で育てるなら、母親こそ——」

視野が広くあるべきではないか?
国際情勢に明るくあるべきではないか?
様々な知識やスキルを持つべきではないか?

この問いに、ぐうの音も出なくなるのです。

このエピソードを読んで、私も大いに共感しました。

教育と知識は子どもに与える影響を左右する

日本では今もなお育児や家事の負担が母親に偏る傾向がありますが、
多様性が求められ、様々な価値観が認めらる今
母親が子育てをするものという考え方は時代遅れになりつつあります。
実際、子どもは母親だけでなく、父親や祖父母、
そして周囲のさまざまな大人から影響を受けながら成長する ものです。

だからこそ、
子どもに最も多く接する大人(多くの場合は親)が持つ教育や知識 は、
家庭での 子どもへの声かけや知的好奇心の育て方に
大きな影響を与える ことは間違いありません。

特に
視野を広く持つこと
国際情勢に明るくあること
は、学校教育だけでは十分に学ぶことが難しい分野でもあります。

だからこそ、親自身が知識を深め、学び続ける姿勢を持つことが、
子どもにとっても大切な財産になるのではないでしょうか。

まとめ

優しい社会をつくるためには
"Lady First" の概念を取り入れることが大切です。
また、子どもに良い影響を与えるためには広い視野を持ち、
国際情勢に明るくなることも欠かせません。

そのための最も効果的な手段のひとつが英語学習です。

なぜなら、英語を学ぶことは
単に言語スキルを身につけるだけでなく、
英語圏の人々の視野や考え方に触れ、
異文化理解を深めること
にもつながるからです。

英語を学ぶことは、
より豊かで多様性のある社会をつくる第一歩になる
と私は考えています。

子どもにグローバルな視点を持ってもらいたいなら、
まずは大人がグローバルな視点を持ち、
それを伝えていくことが重要です。

だからこそ、
私は「大人にこそ英語を学んでほしい」と考えて
大人の方に英語を教えているのです。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
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