中央線沿線スナップ 「西荻窪編」 New NIKKOR 135mm F2.8で西荻スナップ
こんにちは。
中央線沿線のイメージ
私の抱く中央線沿線のイメージの一つ、
「メジャーな街とアンダーグラウンドな街が交互にある」。
これは別に有名とかそういうことではなく、街の雰囲気的なもの。
ファミリーの住む街と独身者の住む街の違いというか。
中央線の快速が土日に止まる「中野・荻窪・吉祥寺」はメジャー。
「大久保・東中野・高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪」はアンダーグラウンド。
三鷹より先はまた別ジャンル。
その中でも高円寺が1番ワルな街で、西荻と阿佐ヶ谷が弟分。
あくまで私の勝手なイメージですよ!笑
そんなワルの弟分「西荻窪」で今回はスナップ撮影してきました。
ロックで小洒落た街「西荻」
私が静岡から東京に出てきて初めて住んだのが「荻窪」。
その後ずっと荻窪に住んでいる。
「住めば都」とは正にこのことです。
それは良いとして、20代前半の頃はちょくちょく西荻にも行く機会がありましが、最近はめっきり来なくなった。
友達のバンドマンが住んでいたのでたまに遊びに来たり、バイト先のバンドマンも多くが西荻に住んでいた。
一度友達の家に遊びに行く途中。
通りかかりのギターショップにふらっと寄って、50万以上するフェンダーのプレベを衝動買いしたこともあった。(アホだった。)
ブラジリアンミュージックのレコードを買いに西荻に通っていたこともあった。
そんなこんなで西荻っていうと「ロック」なイメージ。
私もギターを背負う代わりにカメラを持って久しぶりにやってきた。
今日のレンズは「NIKKOR 135mm F2.8」。
先日Ai改造したので早速試してみることにしました。
今日はチャリンコに乗りながらフラフラ〜としながら撮影。
先ずは駅南口方面から。
珈琲屋さんのガレージセールでしょうか。
マダムたちに大盛況でした。
マダムたちの頭の上にパープルフリンジが豪快に出ています。
これは軸状色収差ってことですかね。
私もなにか買えば良かったかな。
素敵な食器たちです。
綺麗に撮れてるかなと思いきや、画像の奥に行くにつれて今度はグリーンフリンジが。
これは倍率色収差ですかね。
先日の記事で被写界深度のことを散々言いながら、この写真まで全て開放でした。
夕方になってくるとISOとF値のトレードオフになりますね。
135mmだとシャッタースピードも最低でも1/125secくらいにしておきたい。
ISOを上げて被写界深度にもっと気を使いたい。
これは開放で良かったかな。
この辺も昔からは少しお店が変わってますが、
割と前からある店も残ってました。
こういう古いデザインのマンションてなんか良いですね。
今度は北口の商店街にやってきました。
この写真でもジーンズの方のスニーカーに色収差が出てます。
こちらはディープな西荻の通りです。
昼間から焼き鳥屋さんで皆さん楽しくやってました。
ここは昔からありそうな喫茶店。
かわいい制服のウェイトレスさんがいました。
今回の中で1番のお気に入り写真です。
今日はお休みでしたが有名なクレープ屋さんです。(もちろん食べたことないですが。)
SS1/50secの割によく撮れてました。
咄嗟に撮ってもそこそこピントが合っているのは絞っているからでしょう。
やはり止まっているお店を撮るのと、
動いている人間などを撮るのは違いますね。
光の当たり方が綺麗だったので撮りましたが、
もっと絞れば良かったです。
植木の上部にパープルフリンジがあり、
それも防げたかもしれません。
ロックな街「西荻」も今は小洒落た街になりました。
夕日がいい感じに人物の影を作ってくれました。
「New NIKKOR 135mm F2.8」を使ってみて
私はかなりこのレンズ好きです。
135mmという焦点距離はスナップしやすいです。
この日は前半をフィルムカメラと50mmで撮って、後半はデジタル一眼とこの135mmで撮りました。
50mmに比べると
寄らなくて良い。
撮りたいものだけを切り取れる。
ボケる。
初心者の私にとっても印象的な写真を撮りやすい焦点距離です。
逆に135mmという焦点距離のデメリットは、
シャッタースピードを落としにくい。
1/125sec以上をキープしながら、
絞りで被写界深度とボケのコントロールを、
ISO感度と相談しながらやらなくてはいけない。
絞り開放の時は順光でも反射による色収差がありましたので、そこも気をつけて使う必要があります。
「西荻窪」という街
この日は前半フィルムでまた別の範囲も撮影したんですが、相変わらずなディープ感もありつつ以前よりもお洒落な街になったなぁと思いました。
スナップが好きな方はきっと楽しめる街です。
結構広い範囲にお洒落な飲食店、有名なお菓子屋さん、雑貨屋さんなどもありフラフラできます。
焼き鳥屋さんや珈琲屋さんなど、古いお店もたくさん残ってます。
カメラを持って是非遊びに来てください。