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戸隠神社五社巡り 火之御子社

ほっこりnoter はる之助です😊🌈🍀

戸隠神社五社巡り ラストは🔥火之御子社ひのみこしゃ

ご祭神は、
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
高皇産御霊命(たかみむすびのみこと)
栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)

由緒・ご神徳
承徳二年(1098)頃の創建。
岩戸の前で舞われた天鈿女命が主祭神で他に三柱の神様。
戸隠山の神様が神仏習合の当時も、このお社だけは神社として残りました。
戸隠神社太々神楽は、この神社に仕えていた社人によって古来より伝えられ、現在に至っております。

舞楽芸能の神、縁結びの神、火防の神です🌈🍀

火之御子社へは、混んでいなければ、それぞれへ車で移動でよいですが、混んでいる場合は、宝光社の方が駐車場は多いので(7台くらい)、宝光社に停め、宝光社へお参りしてから、この神道かんみちを通って、火之御子社へ行くこともできます🌈🍀

山道で、それなりに坂道もありますので、歩ける方はあるくと、ここを通ってのみみることができる景色もありますので、お勧めしますよ🌈🍀

神道かんみち
不思議なうねうね

こんな感じの山道をどんどん歩いて行きます🌈🍀

伏拝所

途中にある伏拝所とは、
その昔、坂を登れない老人や、女人禁制だった奥院に参詣できない女性たちが、ここから戸隠山や奥院が遠くに見えたため、伏し拝んだところだといわれています。
伝承によると、奥院から天表春命の御正体が飛んできて、女の子にのりうつり、「女人禁制のうえ、冬は雪深く、奥社に参詣をできないが、老若男女がここから奥院を拝めるようにするように」と人々に告げた場所だと言われています🌈🍀
それによって、宝光社が創建されました。

15分くらいこの様な山道をあるくと、道が開けます🌈🍀

火之御子社の御祭神は、天鈿女命ですね。岩戸に隠れてしまった天照大神に再びお出ましいただくために岩戸の前で天鈿女命が舞い踊ったのが 「神楽」の始まりといわれています。

戸隠神社に伝わる太々神楽だいだいかぐらは諸悪や災いを打ち払う舞、水を司る神の姿となり、五穀豊穣を祈る舞、愛らしい巫女の舞、 そして天の岩戸開きにちなんだ舞など、全部で10種類(十座)の舞があります。

太々神楽は、宝光社か中社にて行われます。

火之御子社

社殿は立派なのですが、他の社と比較すると、お賽銭箱は正面窓から入れ、階段の上から拝むという感じです。
手水舎もちょこんとある感じで、山の小さな社という雰囲気です。

境内には樹齢500年を超える『夫婦の杉(二本杉)』と有名な西行桜があります。

夫婦杉

縁結びのご利益のある二本杉です🌈🍀

西行桜については、駒札に書かれていたものを引用します。

西行法師は平安時代後期の僧侶で歌人。
ある年の五月、善光寺参詣に続いて戸隠にも詣でようと参道を歩いておりました。
ちょうど火之御子社に差し掛かると、地元の子供らが遊んでいましたが、西行の姿を見るとするすると桜の木に登っていってしまいました。

子供好きな西行はいたずら心から

「猿稚児と見るより早く木に登る」(猿のような子供たちだな、と思う間に木に登ってしまった)と木の上の子供たちに声をかけました。

すると子供たちが

「犬の様なる法師来たれば」(犬のようなお坊さんがやってきたからだよ)
と答えるではありませんか。

実はこれより先、一の鳥居でも子供たちをからかったつもりが逆にやり返されていた西行は子供たちの賢さに驚き、また、戯れ心を起こした自分を恥じて、「これ以上神域に立ち入ったらどんな恐ろしいことが起こるかわからない」と火之御子社から戸隠山を遙拝し、引き返したと言われております。
この西行桜は、自生種のオオヤマザクラです。

神道を通り、参拝した際には、いちど階段を降りて、鳥居から参拝をされると良いですよ🌈🍀

戸隠神社五社巡り逢い🌈🍀
自分への備忘録として、記憶しておきます🐉🌈🍀

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