松田龍平傑作選その1「青い春」
すっかり松田龍平ファンになった私は龍平さんの映画を琴線にふれた順に観ています。その感想などnoteしていきます。
「青い春」2002年公開の青春映画。
初見は、あの時代特有の陰鬱とした雰囲気とシュールさと暴力で結局何を伝えたかったのかよく分からない映画といった印象でした。(「主演、鳥肌実」みたいなあの時代のそういった映画の感じ)
でもベランダゲームの不穏な空気感、集合写真のくだりや九條の華麗なドリブルなど、カッコいいシーンで流れるミッシェルガンエレファント、妙な中毒性がありました。
※ベランダゲーム・・・学校の屋上の柵から手を放して何回手を叩けるかを競う度胸試し。これ、くだらないからこそそれがカッコよく思えました。
考察を読んですぐもう一度観たら、なんとなく伝えたいことは分かりました。
34歳の今観ても、刺さる部分はありました。公開当時、中3の青春ド真ん中の私が観たらさぞ影響されて、落ちても絶対ケガしないくらいの高さのところでベランダゲームしていたことでしょう。「お前には無理だよ、遠すぎる」とか言っちゃってたでしょうな。なんなら昨日やりました。
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