推し農家さんから野菜を買いました
人の身体は食べた命から出来ている。
だから、ちゃんと選んで摂取していきたいと思っていて
ゆくゆくは応援したい農家さんからお野菜を買いたいなって思っている
今日この頃。
生産者の顔や育てた背景を感じながら
心から「いただきます」を言いたい。
今日は自分の中での推し農家さんのお話をさせてください。
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実は、僕は農業の専門大学を出ていることもあり、割と農家さんの知り合いが多く、その道へ進んだ同級生も何人かいます。
だから、出来れば知っている農家さんから、お野菜を買いたい。友達の畑で育った野菜を食べたい。そうしたら美味しいお野菜も食べられるし、友達にも還元できるから。
(だけど、コスパを考えるとやっぱりスーパーへ通ってしまう。。)
ゆくゆくは、本当にそんな生活をしたい。
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そして、いま自分が応援してしている農家さんがこちら。
『のらくら農場』
ガーデニングや家庭菜園を経験された事がある人なら分かると思うのですが、化学肥料や農薬を使わずに野菜を育てるのは本当に難しいです。虫さんが絶対に寄ってきますし、綺麗な形に大きく育てるのにはとても手間がかかります。
それでも、その手間暇を惜しまずにこのような方法で栽培をされているのは、身体にいい野菜を作りたいから。それは、この農場の代表を務められている萩原さんの実体験からくるものなのだそうです。
詳しくはホームページや書籍に書かれておりますので、もし気になったら。野菜だけではなく、一緒に働くメンバーの育成にも力を入れているから驚きです。大学の先輩もこちらで働いているのですが、とてもイキイキしていました。
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余談はここまで。
待ちに待ったお野菜が我が家に届きました!
旬の野菜を詰めて送ってくる野菜セット。
何が届くかは箱を開けてみてのお楽しみ。
葉物がメインで、他には根菜もちらほらと入っています。
箱の中には、野菜の他にA4用紙の紙も。
各野菜ごとの美味しい食べ方を載せてくれています。
こういうちょっとした工夫が嬉しいです。
(ただ、書いて頂いたレシピは時間の都合上できず、生のまま食べることが多かったです。)
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全体的にみずみずしく美味しいかったのですが、今回群を抜いて美味しかったのは「春菊」です。春菊特有のエグみや苦味がなくて、生のまま食べられるほどあっさりしていて美味しかったのです。これは萩原さんが書かれた本に書いてあった事なのですが、春菊とは字の如く「春」の「菊」。本来の旬は春なのだそうです。
だけど、春菊はお鍋に使われる事が多い為、栽培時期をずらして冬に収穫できるようにしている為、本来のポテンシャルを発揮できていないのだとか。
個人的には春菊の苦味になれてしまっていたので通常の春菊でも美味しいと感じていたのですが、のらくら農場の春菊は毎日でも食べられるほどナチュラルな味わいでした。
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近年の健康ブームもあり、街中には健康に関する情報がとめどなく流れている。色々な情報を目を通して見るけれど、何が正しいかは正直僕には分からない。
「化学肥料」や「農薬」は身体に良くないという意見もあれば、正しい使い方をしていれば人体に影響はないという意見もある。
「菜食文化」もあれば「肉食文化」もある。
最近、スーパーでも大豆ミートを見るようになったり、食べ物や食べ方に関して色々な選択肢が増えてきた。
そのうち、友達を飲食店へ誘う際にはアレルギーだけではなくて、食文化も聞かなくてはいけない時がくるのかもしれない。
いやはや難しい。。
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乱雑する選択肢の中で
「あなたはどっちなの?」
と問われる事があるかもしれない。
なんて答えるだろうか。
少し困りながら、僕は「どっちも」と答えてしまうと思う。
人はシンプルで複雑な生き物だと思うから。
身体にいいものを食べたいと思う反面、
身体に悪いものも食べたい側面もきっとある。
クラシックを聴きたい時もあれば
ロックを聴きたい時だってある。
今ある大切なものを大切にしたいという気持ちもあれば、
何かを壊したいと思う破壊衝動も持っていると思うから。
どっちかに偏るのではなく、両方持っていきたい。
数ある選択肢の中で、ちゃんと選べる状態でありたいと。
そんな風に思っています。