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気付いたら一年が経っていた

皆様、大変ご無沙汰しております。ぽこまるです。最近は短歌にのめり込んでしまい、エッセイもショートショートもあまり書けなくなってしまいました。もともと自分の中で泡のように生まれては消えてゆく創作の種のようなものをどこかに記録として残しておきたいと思って始めたnoteでしたが、短歌を始めてからはその役割を完全に短歌が担ってしまっていたように思います。それでもこのタイミングでエッセイ?を投稿しようと思ったのはnoteを始めて一年が経過したからです。厳密にはnoteを始めて一年と三週間ぐらい経過しております。

一番最初にnoteに投稿をしたのは去年の6/21でした。このときは社会人になって学生時代と比べて人と関わることが(特に仕事以外で)少なくなって、何かしら自問自答することが多かった時期な気がします。自分という人間を知ってほしいという承認欲求が強かった、のかな?良く言えば誰かに話を聞いてほしいような…そんな感じでした。

そしてこれが自分が人生で初めてショートショートを書いたとき。ちょうどnoteに出合ってすぐに夏ピリカが開催されていたのでやってみようと思って書いたのですが、正直自分でもめちゃめちゃ気に入っております。夜に一気に書き上げ、その日はアドレナリン全開でなかなか寝付けなかったのを覚えています。残念ながら賞はいただけませんでしたが、自分の中では忘れられない作品です。

そこからnoteではたくさんの人と出会って、たくさんの作品に触れて、たくさんの出来事がありました。ピリカ文庫に乗せていただいたこと、毎週ショートショートnoteで紹介していただいたこと、坊っちゃん文学賞に応募できたのもnoteのお陰です。noteではたくさんの人に支えてもらえました。

初期の頃からフォローしてくれて短歌しか投稿しないようなアカウントをずっと見捨てずにいてくれる人、noteを辞めてしまったアカウント、辞めたと思ったら戻って来てくれた人、誰もがnoteを始めなければ出会えなかった人たちです。

今自分は、Twitterで短歌のコミュニティにささやかではありますが属させていただき、noteを始めたころのような行き場のない承認欲求は薄れたように思います。だからと言って、自分がnoteを辞めるようなこともないです。低浮上ではありますが、短歌が、日常が、つらくなったときに戻って来れる場所として大切にしていきたい場所です。

終わりに、あれよあれよと一歳を迎えたこのアカウントを好きでいてくれる人たちへ。心からの感謝をお贈りいたします。エッセイを書く自分も、ショートショートを書く自分も、短歌を詠む自分も、どれもがかけがえのない自分なりの表現です。すべてとは言いませんが、どれかひとつでも好きだと思ってもらえるようこれからも精進いたします。二年目もよろしくお願いします!

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ぽこまる(外村ぽこ)
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