「顔が良い」って正義なんだぜ
「女子アナになろうって思う時点で自信が凄い!」某バラエティー番組で女性芸人が女子アナにこんなようなことを言っていた。
周りの芸人が「確かに!」みたいなツッコミをしてスタジオは笑いに包まれる、画面の前の自分は率直にこう思う。「それってダメなの?」
世間はよく言うじゃないか。「ポジティブに生きましょう」「自信を持ちましょう」それなのに自分の容姿に自信を持つと"ナルシスト"のように揶揄されるのは何故だろう。
自分は、自分の容姿が良いことを自覚している人を凄くかっこいいと思う。自信に満ちているし、自分の武器を理解してちゃんと使えている。あんな風になりたいと心から思う。
でも、容姿は確かに遺伝などが大きいかもしれないけど、素敵な人は必ず努力をしている。持って生まれた才能を努力によって磨いたにすぎない。ただ、他の才能と違って"見える才能"だから持ってることに気づきやすいだけなんだと思う。
もしかしたら、ナルシストと揶揄する人は単純に嫉妬しているだけなのかもしれない。ないものねだりをしているだけなのかもしれない。でも、どんな才能も努力の上に成り立っていることは理解しないといけない。
それでも、自分が持っていないものに憧れるのは人間の性だとは思う。だから、持っていないからと僻んでいないで憧れに向かって努力すればいいと思う。容姿に限って言えば化粧や加工、整形も憧れに近づく努力だと思う。
でも、世間はそれに批判的な声が多い。なんでだろう?何も悪いことをしてないと思うんだけど。単純に妬みなのか、騙されたと勝手に思っているのか。
Twitterで見かけたある投稿。「ぜったいすっぴんブス」というSNSのアンチコメントに対して「正解~、でもそれフライドポテトに『元はジャガイモ』って言ってるようなもんだからな」と言い放つ女性。真理だと思った。
化粧や整形は自分を偽る行為なんかじゃない、自分を良く見せるための工夫だと思う。その結果、自分に自信を持てたらこれ以上に素晴らしいことなんてあるんだろうか。
だから、化粧でも整形でも何でもして良いと思う。「自分を好きになるため」それ以外に理由はいるだろうか。そして、自分に自信を持てたら好きな服を着て街に繰り出そう。「私、かっこいいでしょ」って感じで颯爽と街を歩こう。
そんなあなたを見て「自分もあんな風になりたい」と思う人がきっといる。少なくともここにいる。