クラウドファンディング達成率300%超え!やって良かったこと全部公開します。
こんにちはmsy.(@maru_maruer)です。
10月5日〜10月31日まで行っていたクラウドファンディングが
ありがたいことに300%を超える結果を残すことができました!
支援してくださった方、見てくださった方
本当にありがとうございます!
それで今回は私がクラウドファンディングでやって良かったこと
そしてこうすれば良かったということを
余すことなく書いていきます!
今後クラウドファンディングを考えている方には
是非読んでいただければと思います!
それではどうぞ!
・目的
まず、大前提としてクラウドファンディングを利用する目的を
はっきりさせなければなりません。
クラウドファンディングがお金を勝手に集めてくるサービスと
思っていると、大失敗します。
お金を集められないだけでなく、
自分の価値まで下げることに繋がりかねません。
なので、まずクラウドファンディングを利用すべきなのか
それともしない方がいいのか見極める必要があります。
自分の場合は
クラウドファンディングを利用した目的は
・お金を集めること
・デザフェスのPR
2つの目的でクラウドファンディングを利用しました。
お金に関しては、事前にデザフェスに出展する際に
なにをメインに販売するかということを考えました。
結果として過去にTシャツデザインのコンテストを受賞したことや
SUZURIにて10万円以上の売り上げを出したことから
アパレル関係の商品をメインで売り出したい!という方針で進めていきました。
ただ過去の投稿に何度も書いているように
ロンTって発注するとめちゃくちゃ高いんですよ。
だから今回クラウドファンディングを利用し、
夢を叶えるための資金を集めることにしました。
また、PRに関しては
クラウドファンディングで盛り上がりを見せれば
人が集まってくるのではないかと考えました。
TwitterやInstagramで
「デザフェスでこんなにいいもの出します!!
買ってくださいね!!」
っていうよりも
実際に事前に一度販売してみて
「これだけ売れました!!
だからこんなにいいんですよ!!」
って伝える方が説得力あるし、
お客さんの購買意欲を刺激すると思いました。
タピオカとかが流行ってるのと同じで
他の人が
「これすごく良い!」
って言ってるものに人は興味を持つものです。
なので、クラウドファンディングをPR活動も視野に入れて行いました。
・まずできることは全部する
準備する段階での戦略がプロジェクトを成功させる鍵になっています。
ちゃんと考えてプロジェクトを立てているのかは
プロジェクトの本文さえ読めばわかります。
自分も事前に成功しているプロジェクト
失敗しているプロジェクトを読み比べてみました。
失敗しているプロジェクトの本文には今後の展開や思い、
共感できるところが少なく
自分の欲求を満たすためだけに資金を集めているのではないか?
まだできることあるのでは、、?
というような疑問が浮かぶようなものが多かったです。
それに対し成功しているプロジェクトは
思いが伝わり、何がしたいのか明瞭になっていました。
そして何より読み終えた時に応援したい気持ちが
湧きでてくるものが多かったです。
なぜ本文に差が出るのかと考えてみました。
・熱量
・今後の展望
・それを叶えることでどれだけの人が幸せになれるか
この3点は最低でも考えて文章内に含ませた方が良いように感じます。
特に「熱量」というのは文章でもしっかり伝わってきます。
自分もわずか半年ですが、文章を書いてみて
心まで伝わる文章、上っ面だけのなんとも思わない文章は
伝わるというのが数字に出ています。
あなたの気持ちが本気であれば文章に熱がこもってきます。
そして本気で準備していれば、
「ここまでできているんです!
でも、どうしても〇〇という問題が解決できないです!
だから、どうか支援してください!」
こういった状況になるはずです。
そこまで準備して頑張っているなら
成功させてあげたいと思う人が多いと思います。
だから、事前にできる限りの準備はしてください。
そうすれば、応援してくれる人は増えると思います。
自分の場合であれば、
・プロモーション用のモデル、カメラマン、インフルエンサーの確保
・ロンT発注の際の金額まで明確にする
・店舗販売に向けての準備
上記のことは事前に済ませて、本文に記載しました。
・集団心理をうまく使う
そして次にどのように盛り上がりを演出するのかについて
書いていきます。
先ほども書いた通り、人気の出ているものに人は集まってきますが
逆に人気のないものに人は集まりづらいです。
そのため、自分のプロジェクトが盛り上がっている演出を自分で付加する必要があります。
自分のしたことはこちら
・注目されそうな肩書
・少し低めの目標設定
・人気ランキングを意識した活動
上記の3点です。
①注目されそうな肩書
自分がロンTをもし販売するとなった時どんなことに
興味を示すか考えてみました。
その時に出てきたのが「実績がある肩書」ということです。
例えば、今まで店舗販売したことなさそうな人がいきなり
「ロンtの店舗販売が決定しました!!」
って発信したら
「え??この人そんなにすごい人なの!?」
って興味湧きません??
それに、古着屋で働いているのを活かして
「アパレル関係者の人から情報を集めて作ったロンT作りました!」
ってのは
「アパレル内ではどんなものが流行しているんやろ。」
って興味湧きませんか?
今回製作するものの特別感を
わかりやすく伝えなければなりません。
その時にわかりやすい伝え方として肩書が便利なんです!
店舗販売決定!とかアパレル関係者の情報を集約して作ったロンTとか
こういった特別感のある肩書きは人の興味を引きやすいです。
この特別感さえ伝われば、プロジェクトページは覗いてもらえるだろうし、
記念に支援してくださる人もいるかもしれない。
②少し低めの目標設定
これは自分が意識して行ったわけではないのですが
結果的に低めの目標設定という形になりました。
事前の計算では8万で足りると思っていたのですが
活動していくうちに、こだわりたい箇所が増えました。
さらに反響の大きさから追加で発注するようになり、
予想以上の資金が必要になりました。
そして、客観的な意見をいただいた時に、
「あまり目標高くないよね?」と言われ、
あ、8万って低めなんだと後から気付きました、、
低めの設定はは良い面もあるのですが悪い面もあります。
まず良い面について、
クラウドファンディングでは達成率がパーセンテージで表記されます。
これは盛り上がりを伝える際に非常にわかりやすいので使えます。
もし達成率90%のプロジェクトと達成率1%のプロジェクトがあれば
どちらのページを開きますか?
おそらく多くの方があとちょっとで達成しそうな
90%のプロジェクトを開くと思います。
だって、失敗しそうなプロジェクトよりも
成功しそうなプロジェクトの方が興味引きませんか??
自分も成功しそうなプロジェクトを開いて
自分の一押しで達成できそうだったら支援しようって思いますもん。
そのあとちょっとで達成できますよ!!感を
出すためにあえてちょっと低めに目標を設定するのも戦略です。
しかし、これは成功した後に伸びづらい傾向があります。
あくまでクラウドファンディングは100%達成したらそれ以上の資金は必要ないと判断されます。
自分も2日で達成した後は急激に支援が減りました。
というのも夢を応援したいような人からみたら
もう達成してるし必要ないでしょ??って思うのが普通です。
そのため達成後には魅力的なリターンで伸ばしていくという戦略に
変わっていくと思います。
さらに、低い目標設定で失敗したら非常に傷つきます。。。
そして周りからも、
「あ、この人これだけの資金も応援してもらえないような人なんだ」
という認識をされます、、、
一度貼られたマイナスのレッテルを覆すのは
かなり根気が入ります。
なので低めの目標設定はリスクを伴うものだと思います。
メリットもありますが、デメリットも大きくあるので
同じようなことをしている人がどのくらいの資金を集めようとしているのか
確認してみて、期限内でちょうど100%を達成できるような
目標金額を設定されるのがやっぱり1番だと思います。
③人気ランキングを意識した活動
自分のプロジェクト見ていただけた方はご存じだと思いますが
プロジェクトはカテゴリー内の人気順に並んでおります。
今回利用してみてわかったのが、
TwitterやInstagramからのアクセスよりも
3倍ほどサイト内からのアクセスが多かったです。
(支援していただけたのはTwitterからのアクセス者が多かったです。)
つまり、サイト内でも目立っているような演出を出す必要があります。
もちろん1ページ目の最初に載っていると注目度は高いです。
何100万と支援があるものや達成率が1000%超えてるものとかも
ありました、、!
それってやっぱりSNSだけでなくサイト内で注目されたからこそ出せる数字だと思います。
じゃあどうやって上の方に掲載されるのかというと
やっぱり支援していただくしかないです。。。
定期的にSNSなどで発信を行い誰かに興味を持ってもらえるようにする。
そしたら、サイト内でも表示されやすくなるのでサイト内で支援が増えるそしたらまた上の方に上がってくる基本こんなサイクルだと思います。
なので基本SNSの利用、伝え方が大事になってくると思います。
・結局、第1印象
自分が盛り上がりを見せるほかに拘ったのはビジュアル画像の見せ方です。
ビジュアル画像とは最も大きく表示される、プロジェクトの顔になります。
クラウドファンディングのプロジェクトに多いのが
ずっと同じビジュアル画像で目標達成した際にのみ
ビジュアル画像を変更するパターンです。
しかし、私は頻繁にビジュアル画像は変更していました。
おそらくこの1ヶ月のプロジェクトで7、8回変更したような気がします、、
多分。。。
ビジュアル画像を頻繁に変更した理由は
内容を常に更新して、最新のものを用意してますよ!
というアピールをサイト内の人にするためでした。
プロジェクトは提出後にも変更できる箇所が何箇所かあります。
本文だったり、リターンの追加だったり、
更新することはできるのですが、
それが皆さんにわかりやすく通知されるということはありません。
なのでこちらから更新しました!!
とわかりやすく提示することでまた見にきてもらえる可能性が
上がると思います。
人は何度も同じ情報に接触することで
だんだん親近感が湧いてきて好きになっていくらしいです。
(しつこいのは逆効果ですが、、)
それを狙って、何度もビジュアルの画像は変更しました。
特に最後のイラストのビジュアルから実写のビジュアルに変更した時は非常に反響が大きく、
最終日が近かったということもあるかもしれませんが
ビュー数が5倍近くに膨れ上がっていました。
サイト内の人に親近感を覚えてもらうためにもビジュアル画像を頻繁に変更することをお勧めします。
・こまめな発信
そして、SNS内では見てもらうためにこまめに情報の発信を続けてきました。
前半はビュー数や支援者数などの成果を発信し、
後半はリターンの魅力について発信をこまめに行いました。
結果は前半の成果の報告はあまり反響がなく
してもしなくてもビュー数に影響はありませんでした。
後半のリターンの魅力についての発信は
私のクラウドファンディングの担当をしていただいた方からのアイデアでした。
結果としては5000円のオリジナルアイコン作成が
残っていた6部が1日で即売するという大きな成果を
残すことができました。
オリジナルアイコンが売れた要因として大きかったのはやはり
“リターンの魅力“を伝えられたからこそだと思います。
これについては後述しますが、オリジナリティの高い、
限定的なリターンは非常に人気が高いと感じました。
こまめな発信にも正解はなく、
業界によって何を発信するかで変わってくると思います。
とにもかくにも知ってもらわないと応援していただくことはできないので
何にせよ発信し続けるということは重要なポイントだと思います。
・もっとできたこと
ここからはもし今後クラウドファンディングを利用するとなった時に
こだわりたいポイントについて書いていきます。
ぜひこちらも参考にしてプロジェクト設定をしていただけると幸いです。
①題名をこだわる
題名は途中からの変更が聞きません。
そのためここは最初にしっかり考えておくべきです。
自分は「イラストレーター、自主レーベルの第一歩にロンTを製作したい」と
題しました。
後から見るとちょっとわかりにくい感じになっちゃいました。。。
レーベルって何やねんってなるし、、
最初のイラストレーターってのが取ってつけただけみたいだし、、
もっと良い題名にしていたら。さらなる集客ができていたと思います。
例えばPRに視点をあてて、
「デザフェス」というワードを入れたり、
「限定販売」という言葉で興味をひいてみたり、
脳にすっと入ってくるようなキャッチーな題名が良いと思います。
②オリジナリティの強いリターン
今回最も人気だったリターンが”オリジナル“関係のものでした。
“あなただけの作品“類が完売しました。
合計で16点、金額にして11万円分リターンに設定していたのですが
こちらが非常に人気でした。
モノが溢れるようになり、どこでもある程度デザインの良い商品、アートが
購入できる今の時代には“自分だけのもの”という特別感のあるリターンが
人気らしいです。
そして、こちらのオリジナル商品は
「お仕事の前借り」みたいな感じです。
支援していただいた後に時間をとってそのリターンを
こなさなければなりません。
ある意味お仕事のようなものです。
そうなると、このリターンが人気だからと言って
多数用意するわけにもいかないので、数が限られます。
なので、今後オリジナルの商品を準備する際は
ある程度高額なものを用意してあげるのがいいかもしれません。
そうすることで支援した人も特別感がありますし、
描く側もその分プレッシャーになり良い作品を描けるのかもしれません。
自分は現状、時間があり支援者一人ひとりにちゃんと向き合う時間があったので多く設定できましたが、もし忙しいような方、時間がないような方は高額な設定をされることをおすすめします。
自分もそうなりたいです。。。
③早めの行動
そして最後に早めの行動です。
今回のプロジェクトは9月の末に思いつき、
そこから急ペースで進めてきました。
予定では、10月の初めに発注を完了させ、
10月の中旬に商品が届き、
撮影したものを告知する予定だったのですが
まさかのロンTのボディが在庫切れのハプニング
そのため、ギリギリになっての撮影に
カメラマンさんに無理を言って1日で編集してもらい
そのまま即ビジュアル画像を変更しました。
これがもう1週間早ければもう少しロンTは売れていたように感じます。
それだけ実物の着用写真の反響は大きかったです。
今後は魅力を伝えるために、商品の早めの準備には
徹底し余裕を持った告知を心がけたいです。
・まとめ
今回クラウドファンディングをしてみて
資金がただ集まっただけではなく今後活動していく上で
モノ、自分、企画を魅力的に見せるためのスキルを学ぶことができました。
また、このように自分の夢を叶えるために頑張ることで
人が集まってきて、親身に相談に乗ってくれる人がいたり
応援してくれる人がいたり、人間の良い部分にたくさん触れることができ
非常に幸せな1ヶ月間でした。
そして、今回私のプロジェクトを担当してくださった
キュレーターさんに心から感謝しております。
こう言ったつながりができるのもクラウドファンディングの
良いところだと思います。
皆さんも叶えたい夢があるのなら
一度クラウドファンディングも視野に入れてみるのはいいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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