托卵。~わたしの宝物をみて~
「托卵」
近年、人間界でもたびたび話題にあがっていることをご存じでしょうか。
インスタグラムやXをはじめ、
特にインターネット上では その言葉をよく目にするようになりました。
そして今期。
『わたしの宝物』(フジテレビ系列、毎週木曜 夜10時放送) というドラマ内で、
主要テーマとして描かれています。
正直、驚きました。
エンタメ好き人間として、気になるドラマの第一話はさらっと全て見ています。
今作に関しては、
”松本若菜さん主演で、DVする田中圭が観られる”
それだけの情報で視聴しました。
ドラマの内容は全く理解せずに観始めたので、
「すっっっっっごいドラマ…!」
これが第一声でした。
公式HPから、あらすじを置いておきます。
托卵という、人間界ではタブーとされるテーマをどのように描いていくのか。
続きが本当に気になります。
さて。
托卵ときいて、
あなたはどんなことを考えるでしょうか。
私は、
「墓場までもっていけるなら、どうぞ」
と思っていました。
半端に知識があるので、「私なら少なくとも国籍と血液型だけは合わせて浮気するかな」とも考えていました。
身近なようで、でも、他人事。
また、托卵について考える中で、ふと、
「托」と「託」の違いが気になりました。
「託す」は使いますが、「托す」は使ったことがなかったのです。
調べてみると、
托す よりも、託す の方が人間っぽい印象を受けました。
よりかかる、たよる、まかせる…等には、
意思や感情を感じるのです。
一方で、手に物をおく…というと、それは動作でしかなく、
より冷たく雑に感じてしまいます。
はじめに紹介した 人工的な托卵には、
生まれた命が健やかに育つことを祈る、
人の想いがのっています。きっと。
もしかしたら、
鳥類にも似たような思いがあるの”かも” 、しれません。
言語をもつ我々人間は、
「托卵」でなく、「託卵」であれば、
もっと違った印象を持てるのかもしれませんね。
みなさんの感想もぜひ聞きたいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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