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【不登校】「今日は休んでいいよ」と貴方はどんな顔で言っている?

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ある朝、体調不良でもなく、子どもが学校に行きたくないと訴えてきた時あなたならどうしますか?
学校を休みたい理由は子ども教えてくれません。

【選択肢】
①頑張って行くように促す
②無理やりでも学校に連れて行く
③校門、学校までまで送る
④無理をさせず今日1日は休ませる

子どもは学校に対して不安や不信感を抱いているからこそ休みたいと訴えているため、その日はとりあえず無理には登校させないのが不登校対応のセオリーかもしれません。

だけど、親御さんの心境としては、このまま不登校にはなってほしくないし、やっぱり学校には登校してほしいと思うでしょう。

「何か理由があるんだね。今日はとりあえずお休みしてもいいよ」
と子どもに伝えたとしても、登校してほしい親御さんの表情は言葉とは裏腹に不安を隠しきれていなく、言葉と表情が一致していません。
子どもに二重のメッセージを送っている状態です。

(お母さん休んでいいって言ってるけど、顔はなんか強張っている)

これでは、子どもは混乱をします。
そして、学校に対するプレッシャーをますます感じてしまいます。

なので

子どもが学校を休みたいと言ってきた時には、私は親御さんも正直になっていいと思っています。

「今日は学校休みたいんだね。お母さんとしては学校には行ってほしいとは思っている。だけど、どうしても辛いなら今日はお休みしよう」

と、登校してほしいという気持ちは正直に伝え、でも貴方(お子さん)の学校に行きたくないという気持ちは否定はしないよというスタンスでいることが大切ではないかと思います。

子どもの中では、学校に行かないことに対して少なからず罪悪感を持っているはずです。
「みんな学校に登校しているのに、それができていない自分はダメなんだ」と心の何処かで自身を責めているかもしれません。

今はフリースクールや適応指導教室など学校の他にも学びの場の選択肢が広がり多様性が生まれてきています。
だけど、やはりまだ子どもです。学校以外にもに選択があるという柔軟的な思考はまだ難しい段階だと思われます。
学校にいけない自分はダメなんだという思考ロックから抜け出せない子もいるでしょう。
そんな中、自分でも学校に行けない自分を受け入れきれないのに、親御さんまでもが不登校の自分を受容してくれないとなると、ますますお子さんは苦しくなっていくでしょう。

それでは、子どもが不登校になった時に、大人は具体的にどう対応していけばいいのか、次の記事でお話できればいいなと思います。

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