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自己肯定感について
昨日は縁あって、心理学の研究者でカウンセラーの先生の講義を受講した。
テーマは自己肯定感について。
私自身の自己肯定感は、あまり低くなさそうなので、知識として身につけておきたいと思っての受講だった。
子どものころの傷つきが、自分の無意識の領域にずっと残っていて、それが癒されることがなければ、自己否定の刃は一番大切な人に向けられる。
そう説明されると、知ってるつもりだったのに衝撃を受ける。
DVの連鎖や「自分を好きになれない」の理解につながる、とてもわかりやすい内容だった。
個人的には、いつもネガティブで私が辛くなる言葉を言ってくる人のことも、改めて腹落ちした。
そして聞いているうちに、私も子どもたちを傷つけたんだろうなと、取り返しのつかない思いが湧いてくる。
しかし、考えてみればわかることで、完璧な親などどこにもいないのだ。
逆に完璧だとしたら、それもこわい。
知識を得るための講義で、すっかり自分が癒された。
勉強してるつもりだったのに、何度か涙が出たのはカタルシスだったのだろう。
どんな人のことも「ありのままのあなた」でいいんだよと受け止めるカウンセラーになりたい。
いま自分は妻と秘書の部分が大きいけれど、おばあちゃんとしても、いつか孫に(そんな年の離れた子どもたちに)、教えてやれる大切なことを忘れずにいよう。
あなたは悪くないよ。
あなたはあなたのままでいいんだよ、と。
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