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シマウマのパテを初めて食べた (家で★深読み)
昨日に続き、「初めて食べた」シリーズの食レポです。
アフリカで《出稼ぎ》している次女が一時帰国した先月、土産に、
「シマウマ肉のパテ」
を持ってきました。
シマウマというと、教養部学生時代、「人文地理」の講義にほとんど出席せずに期末試験に臨んだら当然右も左もわからず、出題とは無関係に、
「アフリカのシマウマにはなぜ《縞》があるのか?」
というテーマを勝手に設定して嘘八百を書き連ね、お情けで(あるいは努力賞として)ぎりぎり及第点「C」を取ったことを思い出します。
ブツはシーチキンぐらいの大きさの缶詰で、横に「ZEBRA」と書いてあります。シマウマの縞の絵柄でしょうか。
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内容物は、シマウマ肉が42%の他、植物油、水、植物タンパク(大豆由来?)、ハーブ、香辛料、ワインとあります。
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Wikipediaによれば、製造元の住所、Randfonteinという町は、
a gold mining town in the West Rand, Gauteng, South Africa, 40 km (25 mi) west of Johannesburg.
なんだって。
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この街は、砂川さんのボーア戦争記事内の地図を参照すれば、旧トランスヴァ―ル共和国と旧オレンジ自由国との境界あたりではありませんか!
note内で勉強したことが役立ってる! ちょっとうれしい。
さて、見た目は、よくある「牛レバーのパテ」風ですが……。
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これをクラッカーに載せて食べてみたところ、うーむ……少しクセがありますね。ただ、牛レバーのクセほどではない。ただ、我々は既にレバー特有のクセには慣れているが、こちらは《新入り》のため、少々気になる。
ということで、マスカルポーネも一緒にクラッカーに載せて《多層構造》にすると、うーん、これは悪くはないですね。
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ただ、地球の裏側から取り寄せて有り難がるような《珍味》かというと、そうではない。
同じ《馬》なら、馬刺しの方がはるかに美味い!
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シマウマくんには申し訳ないですが……。