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今週目撃したスゴイ光景;大型《犬》? それは飼い主が……(街で★深読み)
この話は書くべきかどうか、相当迷いました。
しかし、自分でもおそらく生まれて初めての光景を目にした日でもあり、個人の記憶だけではなく、社会的な記録としても残しておいた方がいいかな、と思い、書き始めました。
ただし、Warning(警告)!
食事中あるいは食事前後の方はここで引き返した方がいいと思います。それから、いわゆる《汚い話》が嫌いな方にもおススメできません。
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今週のことです。
冬⇒夏タイヤ交換のため、午前10時ちょい過ぎに車に乗り、駐車場から出ようとした時、向かい側の歩道に大柄な男性がこちらに背を向けて立っているのが目に入りました。
── と、彼は何の前触れもなく、ジャージのような長ズボンを下ろし、大きなお尻を露出させたのです。
この時点で彼の意図はまったくわかりません。
何だろう、と訝りつつ、私は車をゆっくり道路に出し、お尻の前を通過しようとしました。
と、彼は ── というか、彼の臀部は ── わずかに下がりました ── が、決して中腰などではなく、ほぼ直立したまま ──
そのお尻の割れ目から、黄土色の物体が ── かなり太い物体が、3回に分かれて ── 落下していきました。
(お! おおおおおおおおーっ!)
しかし、既に道路に出ている私の車はそのまま走っていくしかありません。
(あれは ── あれは一体、何だったんだろう?)
断っておきますが、そこは野原でも山林でもありません。
名古屋市内の、そこそこ人通りのある住宅街です。
近くにコンビニも公園トイレもあります。
歩道は幅2 mほどで、自動車道路との間に1mの人工の川があります。
彼がお尻を出したのは川に向けて、ではありましたが、流れに落とすのは川をまたがない限り不可能です。
お尻を隠すようなブッシュも存在しません。
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「……今日さ、俺、もの凄いモノを見ちゃったよ」
夕刻、帰宅した妻に話すと、
「そんなこと、あるわけないでしょ。夢でも見たんじゃないの?」
「もし夢だったら、俺は車に乗って即、居眠り運転していたことになるね」
そしてその《光景》を丁寧に描写しました。
「……犬みたい」
「あれが犬だとしたら、相当な大型犬だ。重さは100キロ近くあるだろう。……いや、確かに顔は見ていないが、後ろ足だけで直立していたし、何より、ズボンをはいていた……それを脱いで見せたわけだが……」
よくよく考えてみると、人生で、オトナの人間がウンコを出している場面を目撃したのは初めてかもしれない。
「そうよ! アタシだってオトナが出しているところなんて見たことないわ! アンタ、貴重な体験をしたわね!」
「うーん、貴重は貴重だけど、できれば避けたかった体験だな……とにかく、あのシーンが何度も脳裏によみがえるんだよ」
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翌日も、
「いかん、あのお尻と、お尻から出てくるブツが何度も目に浮かぶ」
つぶやいていると、妻が、
「そんなに気になるなら、現場検証に行くべきよ!」
と主張する。
「ええ? ……見たくないよ、そんなの」
「見に行こうよ! 『犯人は犯行現場に戻る』っていうじゃないの!」
「え? 俺は犯人じゃないし……」
わけのわからないことを言う彼女に押されて、現場(といっても道路を渡るだけですが)を訪れました。
……ありました、ありました。
1日経って黒くなってはいましたが、やはり川には落ちることなく、岸のブロックにへばりついていました。
「白昼夢じゃなかったみたいね!」
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うーん。
犬のフンを始末するのは飼い主の責任だが、この場合は誰が……。
あ……いかん、またあの光景が……。