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uranasu55
どんな魔法や宝石よりも
「自由がほしい」
とジーニーが言っていた。
どんな魔法や宝石よりも、自由が欲しいのだと。
劇団四季の『アラジン』を観劇してきた。
そのなんと素晴らしいこと。
自分でも受け止めきれないくらいの胸の高鳴り・内なる熱の高まりが、涙となってどうしようもなくあふれるなどした。
「自分らしくありのままで、自由に生きる」
今年に入ってずいぶんと聴きなじみのあるフレーズなのは、わたしの好きなアーティストの新曲も似たテーマを歌っているからだ。
こういうのって重なるものだ。
きっと今の自分に必要な言葉だから、こうして何度も巡り会うのだろう。
みな誰しもが「囚われの身」で「自由」を求めている。
自分を囲むその壁を飛びこえるのに必要なのは、「覚悟」だ。
背のびして着かざった姿でなく、他力本願でウソを重ねたやり方でなく、「ありのままの自分」で立ち向かう「覚悟」。
やさしく、素直で、気高く、目の前の人を大事にする愛をもって、つよく生きる。
アラジンたちの、そんな生き様を見て、ひどく胸うたれた。
もう何年も何百年も当たり前にそこに居るかのようなキャラクターたち、
劇場の隅々まで空気をふるわせる歌声、
筋肉の躍動までが伝わってくるようなダンス、
驚くほどステージとシンクロする演奏、
うっとりするカラフルな衣装、
照明にキラキラ光る装飾、
繊細でドラマチックな舞台装置、
子どもが多くにぎやかな客席、
細やかな声がけをしてくれる劇場スタッフ、
そして展開を知ってるはずなのに全く新しいまま届いてくる物語。
圧倒的エンターテイメント。
観劇できて、ほんとうによかった。
すばらしい感動を、ありがとう!
また明日からも生き抜こうと思えました。
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