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放っておくと怖い坐骨神経痛
坐骨神経とは
坐骨神経は末梢神経の中で一番太く、なんとボールペンくらいとも言われています。長さも1メートルと最も長く、そんなものが体の中にあると考えると少しゾッとするでしょう。
坐骨神経は腰椎から足の指まで伸びているので、イメージは以下のように赤い部分になります。
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今回紹介する怖さについて
怖いといっても坐骨神経痛のほとんどは腰椎疾患になります。
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、梨状筋症候群、仙腸関節炎などです。若い方は、「腰椎椎間板ヘルニア」と「梨状筋症候群」が多く、お年寄りは「腰部脊柱管狭窄」と「腰椎椎間板ヘルニア」が多い。
秋田県立循環器・脳脊髄センター
介護が必要になる
実は比較的軽症の坐骨神経痛の場合、おしりの筋肉の衰えが原因になっている事が分かっているのです。
筋肉は1年で1%失われていくと言われていますが、筋肉量は20代をピークに減少をしていきます。そして中でも最も衰えが早いのが下肢の筋肉になります。
足腰の筋力低下は坐骨神経痛になるだけでなく、ロコモティブシンドロームや肥満の原因にもなりかねません。ロコモティブシンドロームを放置すると、足腰が衰え要介護状態になるのです。
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そうなってしまえばダイエットどころではなくなり、仕事さえままならないでしょう。
どうやって治すのか
もちろん治療は不可能ではありません。
腰椎疾患で病院などに行くと殆どの方が、コルセットか運動療法と言われるでしょう。
過去にお客様の中でヘルニアの方が数名おられましたが、そのほとんどがコルセットをしていました。
しかし、残念なことにコルセットでは根本解決にはならず一時的な痛み止めに過ぎない為、多くの方は今度は違う病院に行くも同じような案内か薬での痛み止めになってしまうのです。
そればかりかコルセットでは筋肉の衰えを悪化させてしまうのであまりお勧めはできません。
運動療法
おしりの筋肉には
・坐骨神経を保護する
・坐骨神経に栄養を供給する血管を守る
・坐骨神経を冷えから守り血流を維持する
といった作用があるので適切なトレーニングでお尻を鍛えることができれば痛みを根本から解決することが出来るのです。
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*一人でするとかえって悪化することもあるので注意が必要です。
腰痛やその他の痛みでお悩みの方は是非一度当ジムまでお問い合わせください。