【身体を支えるお尻の筋肉】
こんにちは!PLUTOです🪐
前回に引き続き、今回も身体の仕組みについてご紹介していきたいと思います。
今回は下半身の中でも大きい筋肉の一つの「お尻の筋肉」についてご紹介!
目次
・お尻の筋肉の種類と役割
・お尻が硬くなるとむくみが起きる!?
・お尻の鍛え過ぎもNG!?
【お尻の筋肉の種類と役割】
お尻の筋肉は専門的に言い換えると、臀筋(でんきん)と言う名前で、立ち上がる際や歩いている際にお尻の筋肉は働く為、日常生活では欠かすことの出来ない大切な筋肉になります。
更に大臀筋、中臀筋、小臀筋の大中小3つの臀筋でお尻の筋肉は構成されており、役割も少し違うので3つの臀筋のポイントを抑えてご紹介していきます!
・大臀筋
大臀筋とは言葉の通り、お尻の筋肉の中で1番大きなサイズで、お尻の表層に付いていおり、直立二足歩行を行うヒトのみが発達している特徴的な筋肉です。主な役割としては階段を登る時や歩き始めの蹴り出しの際に働くので、歩行時のバランスや歩き姿は大臀筋で決まると言っても過言ではありません。
・中臀筋
中臀筋とは大臀筋の少し上にあり、骨盤に近いところに位置しています。
膝関節や足首周りの姿勢が気になる方は、中臀筋をしっかり鍛えると改善できるかもしれないぐらい重要な筋肉です。主な役割としては片足立ちになる瞬間に身体が倒れないように支えたり、骨盤の外側の出っ張りを抑えるなど、見た目の面でも大きな影響を与えます。
・小臀筋
小臀筋は3つの臀筋の中で一番深層に位置し、最も小さい臀筋になります。
小臀筋の大きさは中臀筋の半分と言われていますが、小臀筋にトラブルが起きると上記の中臀筋にも悪影響が出る可能性が高いとされています。
主な役割としては骨盤を安定させることが大部分を占めますが、腹筋トレーニングの効果を間接的に高めるような補助的な役割もあります。
【お尻が硬くなるとむくみが起きる!?】
お尻の筋肉は前述にあったように下半身でも大きい筋肉の一つであるため、血流の循環にも大きく影響を与えます。
下半身に繋がる血管は背中からお尻の筋肉の下を通って太ももやふくらはぎに血流を流すのですが、デスクワークでお尻を圧迫する姿勢が多くなると、血の巡りが悪くなりむくみに繋がることがあります。
そのような姿勢が多い方は簡易的ですが、この2つを1〜2時間置きに行うだけでも血の巡りを良くできる可能性が高いのでオススメです。
・背伸びをして骨盤を前後に5回ほど動かす
・膝の屈伸運動を10回ほど行う
【お尻の鍛え過ぎもNG!】
ここまでお尻の筋肉が日常生活をする上でも、見た目の面でも重要になってくるとありましたが、鍛え過ぎると返って身体のトラブルを招くリスクにもなります。
そのリスクを3つにまとめてご紹介していきます!
・猫背を更に悪化させる
普段の姿勢が猫背の方がお尻の筋肉を鍛え過ぎると、身体を丸めるような姿勢を身体が覚えてしまい、猫背を悪化させる要因になる可能性が高いです。
過去に担当させて頂いた女性のお客様の中にも、お尻の鍛え過ぎで肩が常に高い位置になり、背中のトレーニングの妨げになることも数多くあったので鍛える際は注意が必要になります。
・前ももの張りを強める
お尻を鍛える事でお尻とそこに関連する背中の下部やもも裏の筋力UPも望めるのですが鍛え過ぎると筋力が、お尻周り> 前もものように不釣り合いになり、前ももの筋肉の動かす頻度が減ってしまいます。
筋肉は動かす頻度が少なくなると硬くなる性質を持っているので、それが前ももに起きる可能性が高くなります。
・お腹が前に出やすくなる
お尻の筋肉と腹筋は、身体の後ろ側と前側に付いている別々の筋肉ですが、実は似た働きを持っています。
その為、お尻を鍛え過ぎるとお腹を上手く動かせなくなるので、腹筋もしっかり鍛えないとお腹が前に出てくるような姿勢になるリスクが高まります。
皆さんいかがでしたか?
お尻のみを重点的に鍛えることも大切ですが、身体の癖を見てバランス良く鍛える事が健康的な身体を作り上げていきます。
PLUTOでは、オンラインパーソナルも行っており、姿勢や身体の気になる質問なども受付中です。
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