インナーブランディングの裏側、見せます。[前編]CIとメインメッセージ
創業時JOINメンバー大竹です。
2021年10月、プラスジャムは5周年を迎えました。これまで関わってくださった皆々様、ありがとうございます。
いきなりですが、5年間ずっと思っていたことがあります。それは…
会社の理念が、ぼんやりしてるっ(# ゚Д゚)!
代表・三ツ石は結構いいこと言うのに、国語が不得意と思ってるせいかメッセージ性のある文章を書くことに苦手意識が強いんです。会社の文章を書く時は「いい感じでよろしく!」と任されることもあります(笑)。
そんなプラスジャムですが、5周年を機にビジョンづくりに取り組みました。そこで、前後編に分けて弊社のインナーブランデイングについてをお届けします。
前編は、創業期からのCI(コーポレートアイデンティティ)と、ビジョンづくりに至った経緯を。
後編は、ビジョンづくりプロジェクトの一部始終(社名の想いを整える+ビジョン策定)を綴ります。
そもそもインナーブランディングって?
従業員や採用活動に向けて行われるブランディング。
企業の思想を社員に伝える活動を通して、企業と従業員の価値観の共感や信頼を高めていくこと。
まず、創業から変わらない社名とロゴについて紹介します。
CI(社名・ロゴ)にこめたもの
社名を決めるにあたり、三ツ石と旧知の仲のコピーライターに相談。
・親しんでいる言葉に想いと意味を加える
・「らしさ」が瞬間的に伝わる
この考え方で複数案もらい、創業期メンバーで会議をしました。「JAM」というワードが強烈に印象に残り、ブラッシュアップを経て「プラスジャム」になりました。
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ロゴデザインは「Jam」の主張が強いので、親しみを込めて「ジャムさん」と呼んで頂く機会も増えました。
白抜きバージョンは名刺裏面にあります。デジタル(RGB)の世界では色を重ねると明るくなるので、中心が一番明るい色です。人と人が重なることで明るい未来を拓こうという願いもこめています。
創業まもなく作ったクリアファイルとステッカーもあります。よく見ると(+)は手描き風のゆらぎがあるんですよ。撒菱のようにばらまいてプラスジャムを知ってもらおう!と意気込んで makibi-seal と名付けました(笑)
メインメッセージの変遷
創業時は”チカラ”にフォーカスしたコピーでした。計画力・制作力・サポート力を3本柱に、寄り添う姿勢と「なんでもご相談を」という気持ちを前面に出しました(業務開始から半年ほど簡易WEBサイト構築サービスを使っていたので、デザインが残っていません。)
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オフィスを目黒に移した頃に制作した第2期サイト。コピーは創業時から変わらない想いを再解釈+三ツ石の食いしん坊っぷりも盛り込んだ、ひねりのあるメッセージ。ロゴを踏襲し丸モチーフをふんだんに使いました。
メインコピーの下に、事業領域を示す英語を加えたのはこのタイミングです。
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そして、2021年5月が最新版。ファーストビューでは自分たちができることを伝えるシンプルな構成に変化しました。ビジュアルが、くもりガラスを拭いたようにも、食パンにジャムを塗ったようにも見える!という声も♪
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5年目の幕開けに、代表が選んだ想い。
2016年末に5人で船出した会社は11人になりました。着実に成長してる手応えを感じる一方で、リモート中心の働き方で同じ会社にいる仲間意識の作り方の難しさも感じる今日このごろ。
さて、5周年を迎えるにあたって、何をするか。
三ツ石の出した答えは「社員に感謝を伝えたい」でした。
対外的に周年を大々的にアピールして営業活動を展開するのではなく、まず社員のことを優先したい。
そして、その想いを汲んだブランディング会社からの提案が「社名にこめた想いの再定義+ビジョンづくり」でした。
続きは後編へ。
↓↓ビジョンづくりの過程と成果を包み隠さずご紹介します↓↓