【人材育成】イライラする上司、迷走する部下、、抜け出す方法 税理士ハック#13
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
税理士視点から気づいたことを情報発信しています。
税理士先生、税理士事務所職員の皆さんのご参考になれば幸いです♪
1)この記事から得られること
私の経験をご自身に置き換えて、考えるきっかけにしてください。
2)導入・課題のポイント
自分の仕事が終わらないから、部下に仕事を任せます。
部下に任せた仕事が思い描いていたものと全く違って、全てやり直し。
説明不足や能力不足はもちろん、自分の責任です。
だから、イライラしても叱れず、夜な夜な仕事をします。
だんだん、部下も委縮して自分の能力以下の仕事もできなくなります。
そして、、、汗
私の経験から、皆さんならどうするか考えてください。
3)結論
部下の「できない」を想定内にして、ティーチングとコーチングのバランスを取ると、お互い頼れる存在になります。
4)出来事・教訓
以前の投稿で、入社と退職を繰り返した暗黒期(10年~3年前)の状況を投稿しました。
ベテランスタッフはそのまま定着しているのに、新しく入社したスタッフはなかなか定着しませんでした。
その原因の一つが今回の投稿になります。
◆周りから見られている
税理士の仕事は、
①自分の仕事として外回りでお客さんのところに訪問する仕事
②資料を整理して、仕訳、試算表、決算、申告書作成する仕事
二つがあります。
税理士先生は、①の仕事がメインで、②の仕事は事務所スタッフに任せて、最後の確認を行うことが多いと思います。
最後の確認で、致命的な間違いを見つけると、イライラします。
やり直してもらう時間がなかった場合には、自分がやり直すことになります、、汗
面前で叱ったり、本人に強く叱ったりしなければ、問題ないと思っていますか?
叱らなくても、目が血走っていたり、イライラしている様子を見られると会社の雰囲気は悪くなります。
この点に気づけなかったです。
私は、イライラが出てしまうと思ったので、土日や早朝や夜の人がいないときに作業するようにしました。
今では、本当に集中したいときは、個室や場所を変えて、みんながいない場所で作業するようにしています。
自分の感情が外に漏れていいことがないと思ったからです。
そして、コメントを書くようにしました。
よくできたと思ったら、「good」とか、いいポイントに気づいたら、そのことをコメントして確認して作業したもらった資料は返すようにしました。
◆新人にしっかり説明できてますか?
忙しい時に、新人の子に仕事をお願いするとどうしても雑にお願いしてしまいます。
丁寧に、作業工程を説明しながら、少しずつ説明すれば、できることが多いですが、それを端折っていました。
新人の子は、やる気があります。
一生懸命です。
しかし、技術が足りないことが多いです。
そんな新人の子に、仕事の内容を細部まで伝えずに仕事をしてもらって、仕事ができてなく、自分でやり直しをして仕事を完了させてしまったことがあります。
それを繰り返すと、最初よりも仕事ができなくなっていきます。
不思議に思いました。
おそらく、自信がなくなって、何が正しいか疑心暗鬼になってしまったのだと思います。
そんな状況を繰り返すと、1~3年程度の間に離職してしまいました。
そんな経験ありませんでしょうか。
今では、本人の能力をしっかりと見極めながら、できそうな仕事をお願いして、コツコツこなして、経験と自信をつけてもらうように心がけています。
私は、本人の能力をしっかりとモニタリングしたら、おおよそ見当がつくようになってきました。
相手の能力を見極めようと思ってモニタリングしてみたください。
見えてきます!!
そして、大事なことがあります。
「過剰な」期待をしないように心がけています。
(期待はします。「過剰な」期待はしないです。)
そうすると、失敗したことが想定内になるので、自分の心が安定します。
最後に、目標時間も決めて、仕事をお願いすることを心がけています。
新人の子は素直な子が多く、明確に目標がわかると本当に生き生きと仕事をすることが多いです。
目標時間は、最終目標時間、現状での目標時間の二つを伝えます。
現状での目標時間以上に時間がかかってもいいと伝えます。
ただし、目標時間以上に時間がかかったら、なぜそれだけ時間がかかったか考えるように指示しています。
※新卒のスタッフの子は、入社前に税法の研修を毎月1時間ずつズームで行うことで、入社前に税法の知識を身に着けてもらっています。
↓そのときの研修を電子書籍にしたものです。
◆フィードバックをする
忙しいと仕事のフィードバックを怠りがちになります。
なかなか、時間が取れないので、一つ一つの仕事全てをフィードバックすることは困難です。
先ほど、記載したとおり、勝手にやり直して全ての仕事完了すると直されていることに気づいたスタッフは、自分の自信喪失につながります。
私に対する不信感と本人のパフォーマンス低下につながります。
しかし、時間がない、、、汗
どうやって解消するかというと、定期面談をしています。
面談のときに、仕事のフィードバックと仕事でどう感じたかをしっかりと聞くことをしています。
以前は、これらがまったくできていませんでしたが、現状では、
①新卒のスタッフは、月に1回必ず面談
②その他のスタッフは、3時間の間に3人~6人面談
をしています。
何気ない会話や、不満に思っていること、仕事でのフィードバックなどの時間に使っています。
(どこかで、自社での個人面談での方法は投稿したいと思います。)
◆まとめ
5)おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。
定期的にこのような記事を投稿して行きたいと思います。
是非、フォローお願いいたします。
下記のように業務を行っていますので、興味ありましたらご確認ください。
税理士法人ぷらす:https://plus.gr.jp/
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