「愛するということ」を読んで
過去の恋愛観と、本との出会い
1956年に出版されたドイツの心理学者エーリッヒ・フロム著の「愛するということ」。先月一人旅で訪れた長野の宿で出会ったこの名著はこれまで深く考える機会のなかった「人を愛する」という身近でいて壮大なテーマにじっくりと私を向き合わせ、人生観に大きな影響を及ぼすバイブル的な一冊となったので、自分のこれまでの経験や価値観と照らし合わせながら、具体的に何がどのように自分の心に響いていったかを書きとめていきたい。
ちょうどこの本を見つけた時の私、いや、この