【雑記】fp hour@大阪に参加して思ったこと
はじめに
2024年5月に東京で開催され好評を博したfp hourが、大阪でも開催されました。
前回行けなかったわたしは、fp 5周年を祝う気持ちで東京から友人と参加。改めて、5周年おめでとう!
本記事では、イベントの様子やトークセッション、またはその感想などについて紹介します。
ユーザーとメーカーの対話ができるという点でも稀有なイベントで、これに行ったら、まずファンになってしまうでしょう。
参加してよかったです!
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会場の様子
以下に会場の写真を示します。
#mysigmafp や、#myfpcolor、投稿されましたか?わたしが投稿したものも、4枚確認できました。
fpがユーザーの個性によって、ひとつのカメラなのに十人十色の様相を呈していて、投稿当初からとても面白く見ていました。
中ごろには歴代のSIGMA機が。いくつお持ちでしょうか。
これを見ると、SIGMAの歴史のうちでベイヤーセンサーなのはまだまだ僅かなのだなと。
わたしのところでは、DP2 MerrillとDP3 Merrillが現役でがんばっています。まだまだがんばってもらいます。
土門蘭さんによる、写真と和歌を組み合わせた展示も拝見しました。よかった……
ことばそのものは素朴だけれども、どこかきらきらしていて、そこには穏やかな雰囲気がたゆたう……そんな印象を受けました。fpの素性ともよくあっています。
氏によるトークセッションも個人的にとても楽しみにしていたので、ぜひ次回もfp hourを開催していただき、そこで聞きたいところです!
イベント内容
fpシリーズ・Lマウントレンズ タッチ&トライ
カメラやレンズ、アクセサリーなどをお借りして周辺で撮影可能でした。
わたしはEVF-11と28-45mm F1.8 DG DN | Artをお借りして、自前のfpに装着して撮影してきました。
F1.8通しのフルサイズ対応ズームレンズを待ち望んでいたわたしからすると、使っていてとても楽しいレンズでした。
EVF-11も、普段GFX50SでEVFが動くことに慣れているとこのサイズでそれを実現できることのうれしさが強く感じられて……つまるところ、欲しくなってしまいました……
トークプログラム①:「fpユーザーによるグループ写真展『10p10fp展』の裏側 〜fp好きが写真展を開いてみたら〜」
盛況だった10p10fp展の裏側を、出展メンバーのお二人が語りました。わたしは時間の都合で参加できませんでしたが……
トークプログラム②:「大曽根、聴きます。」
新製品発表の際に恒例となった大曽根さんによる解説ですが、今回は写真家の松本慎一さんに会津工場での撮影についてお話いただいたり、fpユーザーの質問に、SIGMAの山木社長とともに答えていただけました。
ユーザーからの質問タイムには、ドリンクが振る舞われ、fp仕様のタンブラーにあわせていただくという贅沢な時間が。
山木社長はじめSIGMAのかたがたや写真家さんらと乾杯できるとは、夢にも思っていなかったのでびっくりして、笑ってしまいました。なんと楽しげな会でしょうか。
そこでは想像以上にマニアックな質問が飛び交い、ドキドキしながら聞いていました。
SIGMAのかたたちは、答えづらい質問もあったと思いますが、全ての質問に対して丁寧にご回答いただけました。
なお、フルサイズFoveonは継続して開発を進めているとのこと。完成がいつになるかは分かりませんが、本当に本当に楽しみです。
その他、質問の詳しい内容については、fp hourトークセッション参加者のごほうびということで、こちらでは割愛させていただきます。
購入したりいただいたりしたもの
いろいろと頂いてしまいました。ありがたやありがたや。
※フィルターは現地で購入したものです
fpのメモ帳、とてもかわいらしいです。
物販にあったら間違いなく買ってしまうでしょう。
よく見るとfpの文字が浮き出ていてこだわりを感じます。
おわりに
本記事では、イベントの様子やトークセッション、感想などについて紹介しました。行ってよかった!
山木社長ともお話できて嬉しかったです。
若輩者であるわたしのことも、いちユーザーとして真摯に向き合っていただけていると感じました。
ついついうれしくなって、Foveon愛(?)のようなことをお伝えしてしまいましたが、「Foveonでないと出せない質感や色」についてご自身の経験をもとにお話していただけました。
fp hourは、エンドユーザーがメーカーの方と直接話せる貴重な機会でした。
ネット上だと顔のわからない意見、主張が沢山あります。
オフラインイベントは、コストは非常にかかってしまうのでしょうが、そこで実際にお話ができるというのは稀有なこと。
むずかしいときもあるかもしれませんが、また定期的に開催いただけると、うれしいです。
SIGMAのすごいところは、ユーザーはユーザー、というだけでなく、ファンになってしまうところです。
“Beyond the technology, is Art. “
先代社長の言葉とのことですが、SIGMA製品に流るる思想、会津人の厳格さ、そこからくる高い品質。
製品がそれらに裏打ちされているからこそ、わたし達はとりこになっているのでしょう。
影響されやすいわたし。
気がついたらIシリーズのレンズがひょろっと生えていそう。
これからも、SIGMAのカメラでたくさん写真を撮っていきます!
(余談)
近くで「日本FP協会」の案内がなされていて、友人と顔を見合わせて笑ってしまいました。ファイナンシャルプランナー……
さらに近くにはニコンなプラザが。来場者の半分くらいの方は行かれたのでは…?
そこでは、わたしの自前のレンズを知らないおじいさんにいいねぇ!と仰っていただけたので、SIGMAのイベントの案内をしておきました。おげんきで!