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【レビュー】学研 大人の科学のカメラを作って思ったこと
はじめに
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こちらは、2024年11月8日に大人の科学マガジン編集部から発売された35mm判フィルムカメラ自作キットです。
①カメラを組み立てることで構造への理解が深まる
②ハーフサイズで経済的に撮影できる
③絞り切替やピンホールなどの機能も搭載
などが特徴となっています。
わたしは本キットを2024年11月8日に購入しました。
本記事では、組み立ての様子や外観を撮影した写真を紹介します。
なお、組み立ての所要時間はおよそ30分でした。
※実写レビューはこちらをご覧ください
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組み立て
以下に組み立ての様子を撮影した写真を示します。
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組み立てにはプラスドライバーが必要なので、事前に用意しておきましょう。
シールを貼る際にピンセットもあるとよいです。
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シールは一部選択制となっており、個性を出すことができます。
では、組み立てていきましょう!
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こちらが巻き上げノブになる部品です。
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次にフィルムカウンターを付けます。
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カバーも付けてあげましょう。
これで撮影枚数がわかるようになりました。
でも、まだ全容がわかりませんね。
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ひときわ大きい部品。こちらはなんでしょうか?
そう、シャッターです。おまけに絞りユニットも備えます。
ここは流石に組立済ですね。
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シャッターがつき、カメラらしくなりました。
でも、まだ写真は撮れません。
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次は、レバーの取り付けを。
右から
・シャッターチャージレバー
・シャッターレバー
・絞りレバー
です。
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冗談はさておき……
背面から三脚穴を取り付けます。
これがあるおかげで、ブレずに長秒撮影が可能となるわけですね。
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つぎに暗箱を取り付けます。
この窓が、すなわちフィルムの露光面。
左上のギヤはフィルムを送るためのものです。
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わずかに湾曲しているのがお分かりいただけるでしょうか?
これはフィルム全体に光を均一に届けるための工夫と思われます。
写ルンですなどにも採用されていますね。
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こちらにフィルムを装着し、撮影後に巻き取る……というわけです。
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だいぶ形になってきました。
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裏蓋を装着します。
蝶番は負荷がかかるためか金属部品となっています。
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これで裏蓋がつきました。
フィルムを入れたら不用意に開けてはいけません。
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この小さな部品が、本キットの髄。
つまりレンズです。
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これでレンズがつきました。もう、いつでも写真が撮れます。
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最後にファインダーをつけてあげて、とりあえず完成です。
お疲れ様でした!
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でももう少し続きます。
こちらはハーフサイズアダプター。
フィルムの露光面積を減らして撮影枚数を増やします。
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ハーフサイズカメラを使ってみたかったので初めから装着してしまいました。
レンズの特性上、こちらのほうが周辺の画質が良さそうです。
完成
これで、本当に出来上がり。
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Made in 自分。
愛着が湧いてしまいますね。
おわりに
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本記事では、「大人の科学マガジン 35mmフィルムカメラ」の組み立ての様子や外観を撮影した写真を紹介しました。
カメラ好きとして、また大人の科学好きとして、カメラの組立から撮影までを楽しめる素敵なキットでした。
正直、同じくらいお金を出せば中古のフィルムカメラが買えてしまいまうわけですが、それでカメラの構造への興味が湧いたり、それが満たされるわけではありません。
フィルム面を湾曲させることで周辺画質向上が図られていたり、ピンホールとレンズを組み合わせることで画質向上を狙ったり……
小さなカメラながら工夫に満ちていました。
ハーフサイズのため長く撮影を楽しめるのもうれしい。
お子さんやカメラ好きのご友人などにプレゼントされたら、きっと喜ばれるはずです。
ちなみに、フォトコンテストも開催中。
わたしも撮り終えたら応募してみようと思っています!
(おしまい)
以下のPENTAX17は2024年にリコーから21年ぶりに発売されたフィルムカメラです。
本キットと同じくハーフサイズで撮影でき、小型軽量。
写りもいいとあって爆発的な人気となりました。
フィルムはISO400のものが使いやすいでしょう。
露出計(アプリもあり)を使って絞りを決める……というのもアナログ的楽しさがあるはずです。
(余談)
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赤いシールを貼ってドイツの高級カメラブランドのようにしてみました。遠くから見たらわからないかも?
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