『香りの狭間にいる』
甘い香り
仄かにかおる
花なのか蜜なのか
誘われるがまま
その方向へと歩む
どんどん強くなる
反対側からは危険な香り
引力に引き寄せられる
今日は危険な方へ
甘い香りと危険な香り
狭間に身を置き
N極とS極の力
ぐるぐる回転し始める
目が回って
方向感覚をなくして
判断が付かなくなる
万華鏡の中にいるみたい
蜜の香りを求めつつ
花の咲いている方を
横目で見遣り
憧れの貴女の元へ
誘われるがまま
ふらふらと彷徨う
危険な香り
魅了されて
獣と化す
己
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