「夜を駆けたい」
いつものように公園を散歩する。
花粉が酷いので、夜の散歩が多くなってきた。
昼間は、真っ直ぐに前を向いて歩けるのに、
夜になると足元を確認しながら下を向いて歩くことが多い。
周りが見えない分、集中して考え事が出来たりするが、
逆に人の存在を認識するのが、遅くなってしまう。
街灯がところどころ切れていて、人の顔が変化して、
浮かび上がって怖い時がある。
お化け屋敷は苦手なので、夜の散歩も苦手なのかも知れない。
妙な強がりは、最近しなくなったお陰で、怖いものは怖い、
楽しいことは楽しい、面白くないことは面白くない、
寂しい時は寂しいって、思えるようになった。
その方が楽だし、その方が自分らしい、人間らしいのかな。
一部のコンビニや、フィットネススタジオは24時間営業なので、
人の気配を感じなくても、いつまでも明るく見える。
明かりを消して寝るが、旅行先では明かりを付けて寝る時もある。
夜が怖いからなのか、逆に夜を感じたいからなのか。
夜に駆けたくなった。
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