『雑草魂と一言で語れず』
ポツンポツンと
平地に顔を出す
ピンピン立った
緑や黄土色のものたち
タイル敷、舗装、砂地
あたり構わず顔を出す
足を取られて転びそうに
そんな悪巧みも可愛い
夏も冬も顔を出す
誠に元気なものだ
刈られた後に残ったものたち
引っこ抜かれるとそれまで
それまででも生きている
雑草魂と一言では語れず
整備された街並みにも
ポツンポツンと
元気な顔を見せる
その存在自体を
アピールするかのように
少しだけ姿を現す
力を入れず
ただそこにいる
そんな存在
「あっ!」
「いたの?!」
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