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【認知症・うつ病を未然に防ぐ!】顔認証AIアシスタントが人間のメンタルヘルスをチェック

皆さんこんにちは🌼PLEN Roboticsの鈴木です!
クリスマスはどのように過ごされたでしょうか?🎄

さて突然ですが、うつ病や認知症の傾向が事前に分かったら良いなと思いませんか?

今日こんにち、日本国内のうつ病患者は120万人に達し、過去20年間で約4倍に増加しています。またうつ病による日本の社会的損失額は約3兆円と推定されています。特に医療・介護職の鬱病による労災請求数は全業種で断然トップであります。このことからメンタルヘルスチェックは重大な課題だと言えるでしょう。
さらに日本では少子高齢化により、構造的な人手不足となっています。

それでは私たちが提供しているPLEN Cube(プレンキューブ)はどのようにこの大きな問題に立ち向かうのか?についてご紹介させてください。


〇顔認証技術を搭載

PLEN Cubeは顔認証技術を搭載しています。具体的に言うと、PLEN Cubeは個人の顔を特定できるんです。
例えばあなたは一度PLEN Cubeに顔を登録するだけで、次回からは「こんにちは、鈴木さん。」のようにあなたを覚えていてくれます。

この技術を利用したサービスには勤怠管理、出欠管理、予約受付などがあります。
例えば会社の入り口にPLEN Cubeを設置し、出勤時と退勤時に顔を見せることで、顔認証での勤怠管理が可能です。
教室の入口に置けば生徒の出欠管理ができますし、病院に置けば来院されたお客様の予約受付をすることだってできます。


〇モチベーションの可視化

冒頭に、日本のうつ病患者は増加傾向にあり、メンタルヘルスチェックは大変重要な課題だと述べましたよね。

モチベーションはメンタルヘルスと密接な関係があります。モチベーションを計測することで、うつなどの心の病気の兆候を見つけることができるのです。

PLEN Cubeは音声認識技術も搭載しています。PLEN Cubeと約5秒間の会話をするだけで、あなたのモチベーションを可視化してくれます。これはリスク計測テクノロジー株式会社の『Motivel』という音声解析エンジンと連携することによって実現します。


〇Motivelって何者!?

Motivelは人の発話音声の分析、可視化をすることによるユーザーのメンタル管理を目的としています。
声だけで即時に「活動意欲」「集中力・注意力」が低下する可能性、また「ヒヤリハット」が発生する可能性を可視化してくれます。
それぞれの項目では、
活動意欲:日常生活における活動意欲(モチベーション)の充実度
集中力・注意力:集中力・注意力の充実度
ヒヤリハット:幸い事故には至らなかったが「ヒヤリ」や「ハッ」とする出来事が発生する可能性
を表しており、日本のインフラを支えるエッセンシャルワーカーにこそ使っていただきたいサービスです。

Motivelについて詳しくはこちら


〇認知症やうつ病の予防になる

Motivelを使ったメンタルヘルスチェックの記録は日々蓄積され、グラフで可視化されていきます。たった一度の分析だけでなく長期的に分析を続けることで、認知症やうつ病を発症する2週間前に自身のメンタル状況を知ることができます。


Q.ほんとにメンタルヘルスが計測できるの?

こんなギモンの声が聞こえてきました。(笑)  わずか5秒の音声を分析するだけで、本当にメンタルヘルスが分かるもんか、と思いますよね。

この技術は人間の声帯の震えから情報を取得しており、声帯は意識的なコントロールができない部位なので、客観的なメンタルヘルスチェックを行うことができるんです。

声の大きさやトーン、高さや発話内容には影響されません。


〇実際にモチベーションを計測してみる

Motivel(音声解析エンジン)に向かって、弊社のエンジニア日高さんが話しかけます。

すると一瞬でモチベーションの計測をしてくれました!
ちなみに仕事中の日高さんは「スーパーリラックス」しているようです(笑)


〇日本を支えるエッセンシャルワーカーのため!

毎朝仕事が始まる前、Motivelでメンタル管理をしておけば、自分では気付けない心の不調に気づくことが可能になります!
例えばオフィスワーカーだけでなく、工事現場の作業員や医療従事者、レストランのシェフにはヒヤリハットのリスク可視化はもってこいだと思います!
それに加え、日本語が話せない外国人や赤ちゃん、意思疎通が難しい高齢者のモチベーションを計測することも可能です。
Motivelは声帯の震えを利用しているため、言語コミュニケーションに頼らず分析することができるんですね。
 

〇介護職員の心の健康チェック

実際に、私たちPLEN Roboticsとリスク計測テクノロジーズは今年10月に神奈川県の介護施設で職員のメンタルヘルスを図る実証実験を行いました。
小田原市にある鴨宮ケアセンターで働く介護職員を対象に、Motivelを搭載したPLEN Cubeが発話音声を分析、モチベーションの可視化を行いました。また将来的には顔認証での出退勤管理と同時にメンタルヘルスチェックができるようになります。こちらも実証実験を重ねてまいります。


〇まとめ

PLEN CubeとMotivelを連携させることで、5秒の発話音声でモチベーションチェック(心の健康状態のチャック)ができるようになりました。
これからはPLEN Cubeの顔認証技術と、Motivelの音声解析技術をかけ合わせることで学校や会社での顔認証打刻と同時にメンタルヘルスのチェックをするなど、様々な場所での使用が期待されます!
これから実証実験を重ね、さらに精度と利便性を向上させていきます!


いかがだったでしょうか。
今回は「【認知症・うつ病を未然に防ぐ!】顔認証AIアシスタントが人間のメンタルヘルスをチェック」についてお話しました!これを読んで少しでも最新技術について詳しくなってもらえたら幸いです。


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