深夜の散歩（回想）

か細ぼそく誘う声を聞く

いつもの道を教え手を
繋ぎ転ばぬ様よに支え
ゆっくりゆっくり
歩く道

微笑みながら
歩く道

怒りながらも
歩く道

深夜の散歩
時しらず

トイレへ向かう
散歩道

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夜中に物音で目を覚ました
夢だったのか
もう母はこの家にはいないのに
思い出しました
認知症の母を介護していた時

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2019年10月再投稿