同い歳だった、、、
厳密に言えば、
学年では ひとつ下。劇団時代は、、彼が先輩になる。
彼は頭のいい人。稽古場でも 歳の差とか、先輩や後輩など
お互いに感じさせないように、暗黙の了解があった。
そんな彼が、逝ってしまった、、、。
昨年の6月、三軒茶屋でのライブに誘った。
「そこなら、自宅から20分なんです。体調もよくないのですが、検査入院もあって 今のところスケジュールが合わないので、今回は残念です、、、」みたいな返事。
彼なりの気遣いでした。
「嘘をついててごめんなさい、24日から入院決まってました。」
「あれから退院して仕事もがんばってます」
安心したよ。
「寛解だね!絶対今度はライブ来てね、
東京でのライブ必ずするから」
約束したのに
今年10月、恵比寿での配信ライブ決まった もちろん連絡した。
「今度は行かせてもらいます」って返事を待った。
「現在、入院中です。」
何にもなかったかの顔で、会場に来てくれることを信じてた。
心のどこかで “もう会えないんじゃないか”の 思いは拭いきれなかったし、どうか グループLINEに辛い報せが来ないことを祈る気持ちがいつも付き纏っていた。
たった56年で、彼はこの世での使命を果たしたのか
彼の作詞家としての“言葉たち”も 永遠に人々の心に在るだろう
彼の分まで、、まさか そんなことできるわけない。
自分は自分の使命を全うするだけだよ。
「熱のあるLIVE、是非々々、客席に届けてあげて下さい!」
そう言ってくれた。
はい、わかってるよ。
咳をしても一人
尾崎放哉(1885年ー1926年)
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