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内発的な動機から生まれるクリエイションは、共創型のオープン・イノベーションを加速するか?

2018年から、遊ぶことから仕事をつくり出すプラットフォームとして、「プレイグラウンド」というコミュニティを実験しています。

詳しくは前記事を参照ください。

多種多様な専門性、立ち上がっているプロジェクトのアセットを活かして、オープン・イノベーション的に共創の事業立案、アライアンスを行なっていきたいと考えています。

ぼやっとですが大きく分けてこんなアライアンスのあり方があると考えています。

企業とクリエイターとの共創型オープン・イノベーションプロジェクト

一般的に共創型のオープン・イノベーションプロジェクトは上手く行きづらいとされていますが、プレイグラウンドの場合は企業対企業というよりも、内発的な動機を持ったクリエイターがアライアンス相手となります。

そもそも大企業のアセットを活かしてデザインができる、というところで魅力を感じてもらえることができるので、こうした共創型のオープン・イノベーションにもwin-winな関係が築きやすいと感じています。

参考:オープンイノベーションの課題(3)成果出しにくい共創型 (日経オンライン)

すでに進んでいるプロジェクトへのアライアンス

プレイグラウンドではすでに下記のようなプロジェクトが進行しています。

・コミュニティドリブンなシェアハウスをつくるプロジェクト
・インドでの学校建設プロジェクト
・部活動の学習効果をデザインするプロジェクト
・領域横断的なデザイン集団をつくるプロジェクト
・途上国の特産品を使ってブランドをつくるプロジェクト
・福祉業界の価値観を変えるブランドをつくるプロジェクト
・プロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)の学校を作るプロジェクト

中でもシェアハウスプロジェクトは不動産企業とアライアンスを行い、ハード部分を企業側が提供し、ソフトのコミュニティデザイン部分をプレイグラウンドで行う、といった流れで話が進んでいます。

既存のプロジェクトはすべてクリエイターがゲリラ的に立ち上げたものなので、そこに対して企業のアセットを使うとプロジェクト的にも加速しますし、金銭的な動機よりも、内発的な動機で作っているチームがそのままデザインを行うので、企業同士が利益創出の為に無理やり行う共創プロジェクトではない進め方ができると考えています。

プレイグラウンドは上記のような理由から、オープン・イノベーション戦略、アライアンス戦略を一緒につくっていける仲間を探しています。

興味がある方はサンカクか、公式のFacebookメッセンジャーよりご連絡ください。

また、プレイグラウンドの参加自体に興味がある方は下記記事もご覧ください。コミュニティへの参加申請について説明しています。

【書いた人】富樫重太 @siarrot プレイグラウンドの設計者。現在はコミュニティ自体のデザインと、「偏見や差別はなくせる?インドで行う文化デザインプロジェクト」などを中心に社会文脈に基づいたコンセプトメイクも行なっています。プレイグラウンドについて触れた記事▶︎▶︎ AIとBIの時代、これからの仕事は「遊び」から生まれる(Forbes Japan)

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