見出し画像

【活動報告】暮らしの道具を自分の手でつくる!

不登校でも学べる!不登校サークル活動で、花巻市大迫のガラス体験工房森のくにへガラス体験に行ってきました。今日は自分のオリジナルグラスを作っちゃいます!

今日のテーマは「暮らしの道具を自分の手でつくる」

最近、サークルスタッフの間でものづくり熱がアツい!子供たちは「ゲームの方がいい」と言いますが、やりはじめるとものづくりも楽しいものです。

ガラス体験工房森のくにではガラス職人さんがいて、様々なガラス工芸体験ができます。

ガラス体験工房森のくに(花巻市大迫)


今日やるのは、サンドブラスト(英語:sandblasting)もしくは砂吹き(すなふき)と呼ばれるガラスの手法で、ガラスの表面に砂などの研磨材を吹き付ける加工法のこと。すりガラスの手法です。

まずは大きさ、色、形、持ちやすさなど考慮して好きなグラスを選び・・・・次は自分で好きな模様を考えて、シールを切り抜きます。

いつもはゲームばかりやっている手が今日はものづくり
下絵を描く子、いきなりカットからはじめる子様々
シールを二つに折って切り抜き。ひらくと思うもよらぬかたちができました。
文字を切り抜く子も
好きなゲームのキャラクターを切り抜いて
剥がれぬよう、しっかりと貼ります
模様のシール貼り完了!

いよいよ、次の行程は「サンドブラスト」という砂を吹き付ける工程です。ワクワク!大きな機械でやります。

スタッフの方について手法を教わります。

サンドブラストは、ガラスにシールを貼ったところは加工が加わらず、守られていて、それ以外が砂があたりガラスが傷つくことで「すりガラス」状態となります。

微粒子が飛び出てガラスコップに当たっています。
サンドブラスト加工完了! 出来上がったグラスを大切に持っている子
細かい模様、慎重に
見てごらん!
仕上がりのチェック
シールを剥がすと・・・
お友達の仕上がりもきになる!
完成!

みんなのグラスが完成しました!早くこれに飲み物を注いでみたい!なにジュース?牛乳?なに入れて飲む?

オリジナルグラス完成!

衣食住を自らつくること。

お金でなんでも買える時代ですが、住まい、衣類、暮らしの道具を手づくりする機会をなくしたことで、私たちは自分たちの「文化」というものを失っているのではないでしょうか?

その土地の文化の継承とは、なにも伝統芸能などだけでなく、「ものをつくる」ことにもあると思います。

暮らしの道具をつくる上での人々の創意工夫や試行錯誤、営みがその土地の文化をつくり、生きるための「美学」にもなり得るのではと最近感じています。文化の継承や融合、新しい文化の創造のタネはこういうことにある。

子どもたちには「ものづくり」からそういった生きるための美学を学び、文化の一端を担うことで、その土地やコミュニティーへの従属感、愛着、ひいては命の意味を感じてほしいと思っています。

大迫の産直で買ったもの

ガラス体験の後は、大迫の産直で有名なソフトクリームを食べて、ふるさとふれあい河川公園に寄って、公園遊びをしつつ、お弁当を食べて帰りました。

お外でお弁当
ごちそうさまでした。

花巻市大迫のガラス体験工房森のくに  ではサンドブラスト体験は1200円+グラス代金 350円くらい〜(グラスのデザインによりけり。当日選べます。)で体験が出来ます。体験プログラムにつきましては、事前に確認・予約をお願いいたします。詳しくは下記へお問い合わせください。

次はレベルアップして、吹きガラス体験や陶芸体験もしたいね!


森のくにではガラスに限らず、衣食住に関する様々なワークショップや体験なども企画されているようです。

ガラス体験工房森のくに
岩手県花巻市大迫町大迫第10-45-1
TEL:0198-48-3009
WEB
http://www.edel-support.com/morinokuni1.php
SNS
https://www.instagram.com/glassmorikuni/

いいなと思ったら応援しよう!