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簡単に言うと失礼なやつは嫌われる
インフルの治療薬を一発飲んで、あとはカロナールで対応して熱は下がった。
が、咳と頭痛をすぐぶり返す。胃の方も内服薬のせいか、やられてしまったようで気持ち悪い。
でも、あとはもう治って行くしかないだろう。出て行け、インフルエンザ。
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と、こんな体調が悪いときに限ってクライアントさんからラインが来る。今は特養の仕事が忙しくて、新規はとっておらず古いクライアントさんによほどお願いされた時だけ対応しているのだけど、今の体調では無理だ。
あと、よくいらっしゃるタイプの方で、カウンセラーの言動にいちゃもんをつけたり切れたりして去った人が何事もなかったかのように、まったく別に話題を軽快に話し始めるというのがこの手のタイプの人。
それは、話したところで前に進めないんだわ。だから、一度過去の自分の言動について説明するなり詫びるなり、追及して、とりあえずはその話が終わってから次の案件にうつるのが道理だろう。
よく間違った概念で、カウンセラーをゴミ箱だと思っている人がいる。何でも肯定してくれて愚痴を吸収してくれて、不快に思うことも無い。何でも許してくれる。だから、『あー、すっきりした!』となることを目的としている人。
これが大間違いなんだよな。
カウンセラーとクライアントの間に起こることは、その人の現実での人間関係の交流パターンの縮図だ。要するにその人はこれを繰り返している。
中には皆で協力し合って何かを見つけようとするグループワークの途中で、皆さんがニコニコしている時、突然席を立って『帰ります!』飛び出て行く人も居る。
いずれにしてもそれは無意識のゲームで、そうすることで皆の記憶に残ることが出来るということを知っている人の所業でもある。
誰も追いかけず連絡もしないでいると、さすがに気になった、やはりまた歪んだコンタクトの取り方をして来るものの、前回のことに終止符を打つ気が無い人とはそこから先に進めない。
これはクライアントさんに限ったことではないものの、皆さんの仕事やプライベートな人間関係の中でも遭遇する人たちのことかも知れない。
さんざんなことを言っておいて『飲む行かない?』とかね。行くか、アホ。前のあの態度を説明しろ。
人は皆不完全だが、発達不全、もしくはそれを利用したゲームほどやっかいなものはない。
で、今日のところはどうしたのか?というと、自分の体調を最優先にしてお断りした。
あ。余談だけど、そういうことする人って、相手には相当なことするのに、何故だか、ちょっとした言葉尻を捉えては『馬鹿にしている!』となってしまうほど歪んだプライドから抜け出れないでいる人が多い。
皆、一生懸命生きとるで。あんただけじゃないぜ。
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ああ、確か私は人間嫌い。仕事嫌い。
でも、こうも寝込んでいると早く働きたい、早く何かに貢献したいと、強く思う。とりあえず、この胃痛と吐き気が治まったら。