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「大学入学共通テスト新科目案「情報」についてこれまでの経緯と試作問題(検討イメージ)のねらい」

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情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。

今週、大学入試センターから、令和7年度大学入学共通テストの科目「情報I」についての試問(試作問題)が公表される見込みです。

その前に・・・

約2年前にも試問が公開されています。
情報入試がいまいきなり言われ出したことではなく、様々な経緯を踏まえて今回導入されることになったことが、下記記事中「教科「情報」大学入学共通テスト導入検討に至ったこれまでの経緯」にも書かれていますので、経緯と共に以前の試問をご紹介します。

高等学校、そして大学の動きは、上記記事中にある、次の通りです。

高等学校では言わずもがなですが、令和4年度から、年次進行で科目「情報Ⅰ」を高校生全員が履修することになります。視点を変えて、大学等の高等教育に目を向けると、文部科学省が数理・データサイエンスの教育強化の拠点校として6大学を選定し、数理・データサイエンス教育の充実のための取り組み成果を全国へ波及させるために、標準モデルカリキュラムや教材の作成・普及に取り組んでいます。現在23大学を協力校として、全国の大学等へ普及・展開を行っています。

いまの大人自身が受けた大学入試の時とは、高等学校の教育も大学の教育も様変わりしています。
そのことにまずは大人は自覚的にならなければいけないと思います。

そして、その上での「大学入試」という機会において、教科「情報」が共通テストで出題されることになったのは、必然的な流れだと感じます(遅すぎる、という意見も筆者の周りでは相当あります)。

経緯や意図を踏まえ、今週発表の試問を見ることが大事だと思います。

そしてELDIでも、メールなども含め、情報提供を益々充実させていきたいと思いますので、とくに高校の先生方は情報収集も兼ねて、是非ELDIへ会員登録してください!

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