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美術館で展覧会を100%楽しむために オススメしたいアイテム 5つ。
展覧会に行くとき、何を持っていきますか?展示室に入るときには、できるだけ荷物は少なくして見ることに集中したいですよね。
「美術館に行くときにはこれを持っていく!」という物は人によって違うと思いますし、私も年間300展くらいの展覧会に行きながら「アレを持っていけば良かった」「コレはいらなかったな…」を繰り返してきました。そんな中、定番のものから最近買って良かったものまで、個人的に「展覧会に行くときに オススメしたいアイテム 5つ」をご紹介します。
1) サコッシュ / ミニショルダーバッグ
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身体の負担(重さ)を減らす意味でも、作品や人に荷物をぶつける心配を減らす意味でも、展示室ではできるだけ荷物は小さくしたいですよね。(美術館によっては、大きめのカバンは持ち込みNGだったり、リュックサックは手前に抱えるように指示される場合もあります。)
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荷物をコインロッカーに入れた後、わたしは展示室に必要な荷物だけをサコッシュに入れて持っていきます。A4書類の入るトートバッグも良いですが、個人的には斜め掛けして完全に両手をフリーに出来る点でサコッシュやミニショルダーバッグが好きです。
マチのついたタイプなら、収納力も申し分なし。サイドポケットのあるタイプなら、荷物もごちゃごちゃにならずにさっと取り出せます。
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マチの無いフラットなタイプのものなら、普段からカバンの中に入れておいても邪魔にならないので、会社帰りにふらっと気になった展示に入ったり…なんて時にも役立ちますね。
▲ 無印のサコッシュは、シンプルだけれど撥水加工もありしっかりしているのが嬉しい。そして、税込み990円というお手頃価格も◎。
▲ お店で見て良さそうだと思ったのがこちらのサコッシュ。側面にポケットがあり、中も三層に分かれているので、荷物の整理もしやすそうです。側面ポケットにチケットをいれておけば、会場入り口で慌てることもなくなりそうですね。
▲ 個人的には、マチのあるタイプが好きです。ユニクロの「ナイロンミニショルダーバッグ」を重宝していましたが 現在は販売されていないのが残念… (再販して欲しいです…)
▲ こちらもお店で見て使いやすそうだったマチ付きタイプ。収納力もあり、バッグインバッグとしても使えるので便利そうです。
2) キーリング型 コインホルダー
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個人的に美術館に持っていくようにしてとても便利になったと思うのが、キーリング型のコインホルダーです!
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美術館のロッカーは基本的に100円返却式。ロッカーに荷物を入れて「さぁ見るぞ!」というテンションのところで、お財布に「100円玉」がなく… 「あぁ…もう一度受付に並んで両替してもらわなきゃ…」なんてことは避けたいところ。
そこで、コインホルダーに100円玉1枚を入れ、1)でご紹介したサコッシュに常に付けておくようにしたら、これがとても便利!
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基本的に返却式ロッカーなので、荷物を取り出したら再び100円玉はコインホルダーに収納。補充しなくて良いのが嬉しいです。
常に100円玉をキープしておけるだけじゃなく、荷物の整理台がないロッカールームでも、財布の出し入れに手間取ることなく、さっと荷物を出し入れ出来る点でも気に入っています。
▲ Amazonなどでもお手頃価格で購入出来ます。100円1枚入れる最小限のサイズなので、かさばらないのも嬉しいところ。
▲ 調べてみたら、こんなカワイイデザインのものも。シンプルなサコッシュのワンポイントにもなるかもしれませんね。
3)ミニロケット鉛筆 & ミニメモ
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こちらは展示室でメモを取る方向け。美術館では基本的にペンやシャープペンシルの使用は禁止です。
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今までは鉛筆を持ち歩いていましたが、買ったばかりだと長すぎてカバンに入れづらかったり、うっかり削り忘れたままだとメモがとりづらかったり…で結構困っていました。
美術館でペグシル(プラスチック製の携帯用鉛筆)を借りられる場合もありますが、やっぱり沢山メモする時には書きづらい…
そんな時に、フェリシモミュージアム部さんのnote▼ で知ったのが「ロケット鉛筆」!小学生の頃には持っていた懐かしアイテムが、まさか大人になってからの困りごとを解決してくれるなんて、目から鱗でした。
使ってみて良かったのが、以下3点です。
① 芯が丸くなってもすぐに取り替えられる
② ミニサイズのものを選べば、ポーチにも入れやすい
③ きっちりはまるキャップがついているので、鉛筆でカバンが汚れる心配も低減
セットで使うので、わたしは小さなポーチにメモ帳とミニロケット鉛筆を一緒に入れた状態でサコッシュに入れています。
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唯一の欠点としては、なかなか売ってないんですよね…(涙) 東急ハンズや文房具屋を探しても見つからなかったので、わたしはネットで買いました。
あと、美術館でロケット鉛筆を使っていると、ペンと間違えられて監視員さんに声をかけられてしまうこともありました。説明すれば問題ありませんでしたし、原理的には問題ないと思いますが、美術館や監視員さんによってはNGと言われる場合もあるかもしれません。
4)スマホ & ワイヤレスイヤホン
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スマホは常に持ち歩いているかとは思いますが、最近はスマホで音声ガイドを聞ける展示もあるので、イヤホンもロッカーに入れずに展示室まで持っていくよう気をつけています。
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例えば、アーティゾン美術館では、公式アプリで無料の音声ガイドを聞くことができるんです。
大阪中之島美術館の展覧会などでは「聴く美術」というアプリを使った音声ガイドも。こちらは有料ですが、会場のレンタル機と違い、スマホ版なら配信期間中は会場の外でも予習・復習ができるのが嬉しいところです。
展覧会用に購入した訳ではありませんが、ノイズキャンセリングのワイヤレスイヤホンを購入したところ、展示を見るのにも便利でした。会場内で何度もスマホを出し入れするので、コードがない方がラクチンだし、まわりの音や声も気にせず静かに鑑賞できるので気に入っています。
また、最近は撮影OKの展覧会も多いので、カメラとして使える点でもスマホは展示室に持っていきたいですね。ただ、美術館は構造上、音が響くところが多いので、マナーとして音を消せるアプリを使うのがオススメです。(日本のスマホはわざわざ音の出る仕様になっているのでどちらが「マナー」かは複雑ですが…)
5) A4クリアファイル
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こちらは展示室に持ち込むのとは別にカバンに用意しておきたいもの。良かった展覧会のチラシやハンドアウト(資料)、チケットなど、きれいに家まで持って帰って余韻にひたりたいですよね。そんな時に役立つのがA4クリアファイル。
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ただ、持って行くのを忘れても、ミュージアムショップには企画展の作品や、その美術館の注目作品のきれいなクリアファイルが販売されていることが多いので、現地調達するのもアリですね。
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その日に見た展覧会だけでなく、美術館のラックには次の展覧会や、近くの美術館のチラシなど、ついついたくさんの紙モノを持ち帰りたくなるので、これらを持ち帰るときにも役立ちます。
夏場の展覧会には 軽い羽織ものも
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あと、夏場には、小さくたためる薄手のカーディガンなどを1枚、カバンに入れておくのがオススメです。美術館の展示室の温度設定は通常22℃前後。これは、人が快適に感じるためではなく、作品にとって良いコンディションをつくるための温度。夏に外を出歩く格好のまま展示室に入ると、「寒い!」と感じることも。
渋谷区立松濤美術館や三菱一号館美術館、サントリー美術館など、ストールを貸し出してくれる美術館もあります。
あと、美術館の中では1-2時間立ちっぱなし。また、駅から遠い美術館も多いので、ぜひ歩きやすい靴で。展覧会の鑑賞は意外に体力勝負な面もありますよね。
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鑑賞するジャンルによっては、単眼鏡など他にも持っていきたいものもあると思いますが、どんな展覧会でも、共通してオススメしたいアイテムをご紹介しました。気になるものがあったら試してみてくださいね。
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