#33 「牛乳」のガチ解説
こんばんわ!トレーナーの真夢です🙋♂️
最近の流行は、「スタバで勉強」です。お洒落でしょ?😁笑
まあ、実際スタバじゃなくてもいいんですけどね。携帯の毎月たまるポイントがスタバカードに入金できるので、損はそんなにないし。
どうせ勉強するならお洒落なところの方が、やる気になりませんか?笑
そういう場所を作る、探すことは意外と重要なことだと思います。
まだまだこれからもスタバにはお世話になりそうです。笑
では、本題に入りましょう。
◯牛乳
では、今回の本題に入ります。
皆さん、ほとんどの人は今までの人生の中で、一度は「牛乳」を飲んだことあるでしょう。
僕は小学校・中学校の給食で毎食飲んでました。出てきたので。笑
パンの日はともかく、ご飯や麺の日にも牛乳なのは、よくわからなかったですね。絶対合わないやん。。。😂笑
まあ、おそらく栄養のバランスを考えて牛乳が選ばれているのでしょう。
ここで一つ聞きたいことがあります。
「牛乳」という言葉を聞いてどういうことを連想しますか?
よく言われる言葉として「カルシウムが取れる」と言われるのを聞いたことがありませんか?
今回はこれが嘘ですよ!ということを伝えたいと思います。
しっかり最後まで読んで、牛乳を飲むことのリスクを知ってください。
◯牛乳の真実①
カルシウムを取らないとどうなるかわかりますか?
カルシウムは、ほとんどが骨に蓄積されています。カルシウムの摂取量が少ないと骨が弱くなり、脆くなるため、骨粗しょう症などリスクが高くなります。なので、カルシウムは積極的に取りましょうと言われるわけです。
骨粗しょう症は、特に女性に多く現れる症状で、閉経前後のタイミングで、ホルモンバランスが乱れ、骨が弱く脆くなり、少しの衝撃で骨が折れてしまう状態です。股関節近くの大腿骨や脊柱で障害が起こる場合が多いです。
ちなみに、骨はカルシウムの他に、マグネシウム、リンによって構成されています。
牛乳にはたくさんのカルシウムが含まれていて、さらに、マグネシウム、リンも含まれているため、骨の構成成分と同じものが含まれていることから牛乳がおすすめされるのです。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。そして、このことはほとんどの人が発信していない、もしくは、理解していない内容です。
それは、牛乳の栄養バランスの比率に問題があるということ。
本来、体内のカルシウム、マグネシウム、リンの比率は2:1:1、もしくは、3:1:1が望ましいとされています。
しかし、牛乳に含まれるカルシウム、マグネシウム、リンの比率は10:1:1。
カルシウムの比率が圧倒的に多いのが、特徴であり、問題です。
これの何が問題なのか。多い分にはいいんじゃないの?と思う人もいると思います。全然良いことではありません。
人の体には、「ホメオスターシス(恒常性)」という働きがあり、常に決まった値に保とうとする機能があります。
例えば、体温が高くなれば汗をかいて体温を下げようとします。逆に低くなれば、体を震わせて体温を上げようとします。
食事により上昇した血糖値を下げるために、インスリンが分泌されて下げようとするし、逆に下がり過ぎれば、コルチゾールなどのストレスホルモンによって通常の値まで上げようとしてくれます。
このように上がり過ぎれば下げる、下がり過ぎれば上げるなどのように常に基準の値に戻そうとするのが、「ホメオスターシス(恒常性)」です。
話を戻しましょう。
一度に大量のカルシウムが体内に入って来たときに、体はどういう反応をするか、想像できますか?
血中のカルシウム濃度が多くなると、体内では、カルシウムの比率が高くなり、一方で、マグネシウム、リンの比率が低くなります。
すると、ホメオスターシス(恒常性)により、マグネシウム、リンの量が少ないから、カルシウムの量を減らして、正しい比率に戻そうと働きます。
つまり、体内からカルシウムを出そうとします。先ほど、言いましたが、カルシウムはほとんどが骨に含まれているので、骨から血中にカルシウムが溶け出してしまいます。
これが、骨の「脱灰」と言われる症状になりますが、骨からカルシウムが溶け出すことで、骨はスカスカになり、脆くなってしまうのです。
それにより、骨粗しょう症になりやすくなります。
牛乳を飲むと骨が強くなるのではなく、逆に弱く脆くなり、骨粗しょう症を促進してしまうのが、牛乳の真実です。
これを知らずに、理解せずに、小・中学校でも、TVでも牛乳を飲もうという風潮があるのが、恐怖でしかありません。
◯牛乳の真実②
①と似たような内容になりますが、牛乳というよりは、牛乳から作られる乳製品による影響について書きます。
たんぱく質が取れたり、乳酸菌なども含まれるため、健康にも良いと言われる乳製品ですが、これにも裏の真実があります。
世界で、乳製品の摂取量が多い国ってどこか知ってますか?
そう、北欧の4カ国のノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデンです。
この4カ国、実は骨粗しょう症になる人の数が多いんです。
この国の見解は、日照時間が長いとか体が大きいからとか言っているそうですが……
それにしても偶然すぎませんか?😰
乳製品に関しても、骨粗しょう症のリスクがあるということも理解しておいてください。
さらに、牛乳や乳製品にはカゼインが含まれます。
このカゼインは、体にあまり良くないものなんです。
カゼインを取ることで、アレルギー体質になりやすくなります。
現代の日本人は、2人に1人は何かしらのアレルギーを持っているとされます。
アレルギーというと、アトピーや動物性アレルギーなどを想像すると思いますが、花粉症などもアレルギーの一種です。
アレルギーの種類がどうのこうのではなく、アレルギーになる物質に対して、体が過剰に反応しやすくなってしまう、発症しやすくなってしまう状態になる原因の一つになるということがカゼインを摂取することによる問題です。
もちろん、カゼインだけが問題ではありませんが、原因の一つで間違いはありません。
◯牛乳の真実③
続いて、3つ目の真実ですが、牛乳を飲んでお腹が痛くなる、お腹を下してしまうという人はいますか?
僕は特にそのような症状はないのですが、周りにはいました。
それが原因で、牛乳を飲まないという人も多いと思います。
これは「乳糖不耐症」と呼ばれており、糖質の一つである「乳糖」の消化酵素が少ない、もしくは、ない人が牛乳を飲むと、消化吸収がうまくできずお腹を下してしまう症状です。
特にアジア人は、「乳糖不耐症」の人が多く、北欧や欧米の人は「乳糖」の消化酵素が多いため、お腹を下さないと言われています。これは本当のことです。
アジア人は腸内に「乳糖」の消化酵素がないことがほとんどです。
ここで、一つ疑問があります。
モンゴル遊牧民や有名なマサイ族などの民族は、お腹を下しているでしょうか?
モンゴル遊牧民やマサイ族などは、ヤギなどの乳を絞って飲んでいます。
牛かヤギかの違いであって、動物の乳であることに変わりはありません。
しかし、彼らはお腹を下すことなく、乳を飲んでいます。
毎回飲んでお腹を下すようなものを彼らが飲み続けるメリットはありませんからね。
なぜでしょう?アジア圏の人種であることは違いありませんし、実際に腸内を調べても、「乳糖」の消化酵素は日本人と同じく、ほとんどありません。しかし、お腹を下すことなく、飲んでいるんです。
これの要因として、考えられるのは飲むまでの過程にあるとされています。
日本のスーパーで売られている安い牛乳は、販売する前に、超高温で加熱殺菌されてから売られています。
一方、モンゴル遊牧民やマサイ族は、殺菌のために絞った乳を加熱しますが、非常に低温で殺菌をしたものを飲んでいます。
この加熱温度が要因と言われているのです。
超高温で加熱されることにより、牛乳の中に含まれるカゼインが変化し、腸内で腹痛や下痢を引き起こすような状態になっているとされています。
日本でも最近は低温で加熱した牛乳を販売しているところもあります。牧場に行くと、低温処理された牛乳が売られているところもあります。
そのような牛乳を飲むと、お腹が痛くなる、お腹を下す症状に悩まれなくで済むかも知れません。
◯牛乳の真実④
最後の内容です。これは真実というよりも牛乳そのものについての内容です。
そもそも牛乳を飲むメリットはなんでしょうか?
考えてみてください。
他の動物の乳を自分から進んで飲む動物が他にいるでしょうか?
犬、猫、象、ライオン、キリン、馬、猿、鹿etc。。。
いませんよね?
では、なんで人間は牛の乳を飲むのでしょう?
本当に必要なんでしょうか?🤔
そもそも動物の乳は、その子供にとっては、とても大事なものになります。
人の赤ちゃんは、母乳を飲むことで栄養をとり、免疫をつけて、成長します。そのため、赤ちゃんには大事なものですが、授乳期が終わった子や大人には必要ないですよね。
なのに、牛の乳は飲む。矛盾してませんか?笑
カルシウムは、牛乳でなくても魚や甲殻類、小松菜やほうれん草などの野菜からも取ることができます。
わざわざ牛乳から取る必要はないんです。
生物の中で、大人になっても動物の乳を飲むという異様な行動をしているのは人間だけであるということに気づくと、牛乳の必要性を改めて考えるきっかけになるのではないでしょうか。
この記事がそのきっかけになるといいなと思います。
はい。ということで、「牛乳の真実」は以上です。
この内容を読んで、今一度考え直す必要があると思います。
特に義務教育機関。給食で、牛乳を出すなんて、ありえない。
もっと、真剣に子供たちのことを考えてもらいたいと思います。
そのためにも、これからも情報を配信し続けていきたいと思います。
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