自分に学びをもたらしてくれるのは、全てを理解したように誇れる強さより、自分を不自由にする弱さの方なんじゃないかと思うんです。

過去に一度だけ結婚をしたことがあります。
その時結婚した人は、当時世界で一番大好きな人で、
親友であり、相棒であり、恋人であるこんなに最高なパートナーに出会えた自分はなんて恵まれているんだ、と日々何度も何かに感謝してました。
そしてその時の私が結婚した理由は、たった一つ。
パートナーと出来るだけ長く一緒にいたかったからです。

で、2年たたないくらいのうちに離婚に至るわけですが、
離婚を通して「万物には終わりが来る」と学んだ私は、今新たな問題に出くわしています。

いずれ全て終わるなら、なぜ何かを始める必要があるんだ…？

何かを始めるのに理由なんてなくて良いですし、
経験する中でいろんな学びがあるってことが醍醐味なんだと言われたらそれはそれで納得なのですが、
今はなんだか、何かを始めようとしても終わってしまうことが悲しい気持ちでいっぱいで、
悲しい気持ちのまま物事に取り組む他なすすべがありません。
悲しい気持ちでいたって仕方ないし、
「終わってほしくない」という執着心強すぎ草という話かもしれませんが、
普通に悲しいです。

ここまでを読んで、
うわこいつ未熟だな、とか
仏教勉強しろよ、とか
幼稚だな、とか
色々あると思うんですけど、私的に最近すごい思うのが、
自分に学びをもたらしてくれるのは、
全てを理解したように誇れる強さより、
自分を不自由にする弱さの方なんじゃないかということです。

だから自分の未熟なとこ、至らなさを見つけたらラッキー、て思います。
ここからまた学べるやん、
ここが私の表現のしがいがあるとこやん、と。

別にポジティブ変換したいわけでは無いのですが、
私は自分の強いとこより、弱いとこに学びの機会を作ってもらえてる気がして、ちょっと嬉しい、って話でした。

最近色々あります、胃が痛いです。
皆様もご自愛ください。