【休養学】を読んで
片野秀樹さんの休養学を読みました。
手に取った理由は
・最近朝まで寝られないこと
・ちょっとしたことでイライラしてしまう(産後〜)
・3週間くらい風邪をひいている
・眠たいのに寝られない
そんな悩みがあるからです。
お盆あたりに風邪をひいて
39度の熱が出ましたが、
元々身体は丈夫なので
翌朝には下がりました。
大体いつもと同じ流れでしたが
風邪の症状だけなくならない。
病院にいくほどでもないかと思って
過ごしていますが
なんだか毎日疲れています。
朝起きた瞬間から疲れている。
眼精疲労、肩凝り
これをなんとかしたい。
本の中で印象的だったのは
外国では「調子はどう?」と挨拶するのに対し
日本では「お疲れ様です」と
疲れている前提でいること。
挨拶だけではなく
ドイツでは先に長期休みを決めるそうですが
日本は仕事の目処が立ってからとか
目標を達成してから休もうとします。
なるほどなぁ。
休みをあまり重視していないんですね。
活動→疲労→休養のサイクルではなく
そこへ意識的に活力をプラスすること。
休養というと守りのイメージですが
攻めの休養を【自発的に】行うこと。
休養とは、寝たり家で過ごすことだけでなく
趣味や交流も運動も休養で、
全部で7タイプに分けて詳しく書かれています。
他にも、
カフェインやスイーツがもたらす
身体への影響、
レム睡眠とノンレム睡眠についてや
交感神経と副交感神経について。
専門的な言葉がたくさん出てきますが、
簡単に書かれています。
5年前に息子を産んでからというもの
早く子どもが寝たら
カフェラテをゴクゴク飲んで
無理矢理交感神経を優位にさせて
寝る直前まで韓国ドラマをみるような日々で。
神経のバランスがみるみると
崩れていったのだと思います。
多くの母たちがそうなのではないかと思うのです。
わたしは6年目でこの本に出会えて幸運だった。
ではどうしたら休めるのか。
あえて負荷をかけ、その後ゆっくり休養をとると
体力は元よりつくそうです。
これはアスリートやボディービルダーの方が
やっていて
超回復理論というそう。
一般のわたしがやってみる
【あえてかける負荷】とは
・朝から子どもとプールに入る
・ずっとやりたかった場所の掃除
・写真の整理
・外へ出て子どもと遊ぶ
・精力的にnoteを書く
などです。
あくまでも自主的にやることが大事。
ストレスを感じては意味がありません。
意外とこれはやれている気がします。
わたしの問題はその後の休養がないこと。
負荷をかけ続けていたので
そりゃ疲労は溜まる一方ですね。
noteも10日連続で書いたところだったので
20日、30日、、いつまで続けられるか
なんて思っていたので
あえて休みました。
負荷をかけた後に2.3日(人による)
ゆっくりと休養をとる。
それらを繰り返すことによって
10あった体力が11.12と増えていくそうです。
交感神経と副交感神経についても
なんとなく知ってはいても
あまり意識していませんでした。
夜スマホをみない
お風呂に浸かる
朝太陽を浴びる
テキトーに過ごすのではなく
考えて実践していきたいと思います。
本来人間の身体は25時間サイクルになるようにできていて
朝太陽を浴び、さらに朝食をとることで
24時間にリセットされるそうです。
面白い。
栄養や運動は学問として成り立っているのに
休養学がないのはおかしい。というのも納得です。
他にも人間の構造や
疲れについて、さまざまなことが書かれています。
ぜひ読んでみてください。