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新しい命との暮らし|生後2週間|育児日記#0
令和ロマンがM-1二連覇した2024年の暮れ、
我が家に新しい命が誕生した。
一日中眺めていたい。細胞分裂し大きくなる姿を、全ての時間を使ってこの目に焼き付けたい。
そう思えるほど我が子はかわいく、
目にも止まらぬ速さで成長していく。
生まれてくるその瞬間まで、どんな顔をしているのか、ましてや、家の中に子供がいるということも想像できなかったにもかかわらず、
今、当たり前のように我が家の生活の中心になっている我が子。
子供が起き、泣き、寝る。
このサイクルに親は自分達の生活を合わせ、
一生けん命、愛する我が子がこの世の暮らしに不満や不安を感じないよう、細心の注意を払って生きている。
生活が一変するとはこのことか!
目標に向けて計画を立て、タスクをこなし、達成して報酬を得る。
そんな休みなく働いていた生活から、
毎日大量のおむつを消費し、授乳のための栄養を摂取し、なけなしのミルクを作り続ける。
生まれるまでは、一日中同じことを繰り返して親は飽きないのか、生産性がなく、達成感とは無縁の生活になるに違いないと想像していた。
しかし、いざ始まってみると、さっきまでわんわんと泣いていた我が子がオムツを変えるたびに見せてくれる「泣いてませんけどなにか?」というスッキリとした表情や、満足いくまで飲んだ後の天使のような寝顔は達成感を与えてくれる。
育児とは、
我が子が何不自由なくお腹の外の世界に慣れ、
快適に過ごせるように追求する楽しさがあり、
想像以上に充実したものであった。
今日で生後2週間とちょっと。
2度と訪れない新生児期を噛み締めながら、ここから始まる新しい命との暮らしを1日1日、大切に過ごしていきたいと思う。