赤ちゃんの「手」を着目してほしいこと

 こんにちは!普段赤ちゃんの行動から読み解く発達、ねがえりやズリバイ等の支援や、赤ちゃんの食べる行動から読み解く離乳食おくちの育て方をお伝えしています。手は、ただそこにあるだけではなく、動作が伴います。掴む、放す、投げる、落とす、つまむといった動作もありますが、たたずまいから判る赤ちゃんの置かれた状況の手も存在します。(自己紹介はココ)



手を使いこなすことは、動作修得の前に、今置かれている状況、いまあるたたずまいから手が育っていくということです





 さも当たり前に、大人は手を使いこなすものですから、赤ちゃんの手、ここに着目されている方少ない傾向にあります。握った・落とした・持たせた・落ちた、この程度の感覚しかない場合もあるかもしれません。




 手は自己表現するものです。




 自己表現?となりますよね、簡単に言えば、お客様へこちらへどうぞ~と促す手、バイバイさようならを示す手、おくちの元へ手を当て、ちょっとココだけの話なのですがと内緒話をする手など、言葉だけではない表現力があります。




 赤ちゃんにとって「手」は、動作と表現力を示す手でもありますが、たたずまいの手があると先ほど申し上げました。




 たたずまいの手とは、居心地の良さを示す手です。




 仰向けでもうつ伏せでも、赤ちゃんはその時できる状況の姿勢をこなしています。そして動かしたい方の手を動かしたり、上半身の体重を支えるための手であったりもします。




 居心地がよくないときにはどうしているでしょうか。




 大人も赤ちゃんも大差ないんですそのあたりは。筋骨隆々・柔軟性ばっちりの人であれば、なかなか気づいてもらえないかもしれませんが、大概の人はそうではないことも多いので、居心地が良くないと手が萎れてる動作を示しています。踏ん張って耐えているとでもいうのでしょうか。そんな感じです。




 手から見える赤ちゃんの気持ちや置かれている体の状況もみえてくるので、そういった面で手の表現は、私はとても大切に感じています。




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 当方の得意は、個別性対応できることです。うつ伏せ苦手、寝返り、ズリバイ、赤ちゃんが食べている仕草など観察が得意で、赤ちゃんの動作を支援しています。赤ちゃんの行動を読み解くと、今赤ちゃんが困っていること、克服していきたいことなど目標が見えてきます。赤ちゃんの仕草がみえてくることで、子育ての細やかな視点を学ばれる方が多いですよ。 



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